宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/24 06:47 更新 500km/秒の高速太陽風が始まりました。小規模のオーロラ活動が発生しています。 担当 篠原 昨夜、23日19時(世界時23日10時)頃から太陽風の速度は上昇を始め、 24日1時(世界時23日16時)頃に500km/秒の高速風になりました。 コロナホールの影響がやって来た様です。 磁場強度は、現在も7nTほどに強まっています. 磁場の南北成分は、北寄りに変化していますが、 時々南に振れて小規模のオーロラ活動を起こしています。 AE指数のグラフは現在も太くなっていて、変化が読みにくいですが、 500nT程度の小規模の変化が2回ほど発生しています。 コロナホールの規模から考えると、 高速太陽風は今日一杯程度続き、明日には下がっているのではないかと思います。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 次のコロナホールが太陽の中心線にほぼ達しています。 すると、3日後の27日くらいに、再び太陽風の速度が上昇するでしょう。 このコロナホールは、27日前の前周期にも高速風をもたらしました。 27日周期の図の7月31日の変化です。 この時は700km/秒に達するかなり速い太陽風になりました。 この頃と比べると、コロナホールの規模はやや弱まっているようです。 最高速度は前回よりも下がるかもしれません。 太陽は1271黒点群は大きな姿を保っていますが、活動度は更に下がり、 X線のグラフに目立ったフレア活動はなく、穏やかになっています。 今日から土曜日まで神奈川県の大磯に出かけます。 ニュースの更新が不規則になるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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