宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/21 11:55 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。これから、速度がやや高まる可能性があります。 担当 篠原 太陽風は、低速の風が続いています。 速度(ACEの黄色線)は昨日より一段下がって、350km/秒付近です。 また、太陽風の磁場強度(白線)は、4nTから6nTへやや上がっています。 この後、コロナホールの影響で太陽風の速度が高まる可能性があります。 磁場強度の微増は、その先駆けの変化なのかもしれません。 まだ、現時点では判断がつきませんが、27日周期の図を見ると、 前周期の7月24〜25日のグラフに、同様の磁場の弱い強まりが見られます。 これに対応する変化が見え始めている可能性があります。 もしそうであれば、これから太陽風速度にも変化が見え始めるでしょう。 磁気圏の活動は穏やかです。 オーロラの活動度を示すAE指数は、ほとんど変化していません。 太陽のフレア活動は、若干強まっています。 昨日のニュース以降に、 Bクラスの小さなフレアが1271、1272黒点群で何度も発生し、 今朝、21日8時(世界時20日23時)にはC3の小規模フレアが、 1271黒点群(多分)で発生しています。 現時点では、まだ大きな活動ではありませんが、 活動度が更に高まるのかどうか、今後の変化には注意して下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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