宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:10)
昨日、C1.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/23 --- ---
8/22 08:09 C1.2
03:05 C1.5
8/21 07:54 C2.9

黒点  8/23 (NOAA)
磁場 フレア
1271 28 βγ C3
1272 11 β C2
1274 2 β ---
1275 1 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:06 360 +0.6
-2 h 358 +0.7
-4 h 358 -3.0
-6 h 365 +0.3
-8 h 369 +2.2
-10 h 397 -3.8
-12 h 416 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -17 -10/ 9
-2 h -19 -5/ 10
-4 h -18 -2/ 6
-6 h -19 1/ 12
-8 h -23 5/ 5
-10 h -16 0/ 3
-12 h -16 0/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^1
8/23 0.5 6x10^2
8/22 0.3 6x10^2
8/21 0.5 9x10^2
8/20 0.4 1x10^3
8/19 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 8/18 11:25 太陽でCクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は穏やかです。
2011/ 8/19 08:30 太陽風は穏やかで、オーロラ活動も静かです。太陽のフレア活動は下がっています。
2011/ 8/20 09:30 太陽風、磁気圏ともに穏やかです。明日以降、太陽風の速度が上がるかもしれません。
2011/ 8/21 11:55 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。これから、速度がやや高まる可能性があります。
2011/ 8/22 10:45 コロナホールの影響は弱く、太陽風の速度は400km/秒に上がった程度です。
最新のニュース

2011/ 8/23 11:10 更新
太陽風と磁気圏は穏やかです。これから太陽風の速度がやや高まるかもしれません。

担当 篠原

カナダ、イエローナイフの大塚氏より、撮れたてのオーロラ写真が届きました。
22日16時半(世界時22日7時半)のブレークアップの始まりだそうです。

ACEの太陽風データを見ると、
ちょうどこの頃に、太陽風の磁場が-5nTの南向きになっていて、
速度も430km/秒と平均的な速さがあり、オーロラ発生の条件が整っていた様です。

残念ながら、AE指数のグラフはデータエラーのためにずっと太くなっていて、
この時間帯の様子はよく分かりません。
500nTを超えるような大きな変化ではなかった様です。

毎回、素晴らしい写真をありがとうございます。



昨日の太陽風は、ニュースの後に450km/秒弱くらいに速度が高まりました。
コロナホールの影響が多少は見られたということでしょうか。
その後、350km/秒と低速に戻っています。

今日は、次のコロナホールの影響がやって来て、
ある程度の速度上昇が見られるのではないかと思います。
今回は、コロナホールが赤道近くにあったので、
地球への影響はより及びやすいと考えられます。


太陽のフレア活動は、Bクラスの変化ばかりで、
活動度は特に上がっていません。

1271黒点群は大きな規模を保っています。
引き続き注目する必要はあるでしょう。



イエローナイフの大塚氏の撮影による、世界時22日7時半頃のオーロラ。
(c) YOSHI OTSUKA


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。