宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 8/23 11:10 更新 太陽風と磁気圏は穏やかです。これから太陽風の速度がやや高まるかもしれません。 担当 篠原 カナダ、イエローナイフの大塚氏より、撮れたてのオーロラ写真が届きました。 22日16時半(世界時22日7時半)のブレークアップの始まりだそうです。 ACEの太陽風データを見ると、 ちょうどこの頃に、太陽風の磁場が-5nTの南向きになっていて、 速度も430km/秒と平均的な速さがあり、オーロラ発生の条件が整っていた様です。 残念ながら、AE指数のグラフはデータエラーのためにずっと太くなっていて、 この時間帯の様子はよく分かりません。 500nTを超えるような大きな変化ではなかった様です。 毎回、素晴らしい写真をありがとうございます。 昨日の太陽風は、ニュースの後に450km/秒弱くらいに速度が高まりました。 コロナホールの影響が多少は見られたということでしょうか。 その後、350km/秒と低速に戻っています。 今日は、次のコロナホールの影響がやって来て、 ある程度の速度上昇が見られるのではないかと思います。 今回は、コロナホールが赤道近くにあったので、 地球への影響はより及びやすいと考えられます。 太陽のフレア活動は、Bクラスの変化ばかりで、 活動度は特に上がっていません。 1271黒点群は大きな規模を保っています。 引き続き注目する必要はあるでしょう。 イエローナイフの大塚氏の撮影による、世界時22日7時半頃のオーロラ。 (c) YOSHI OTSUKA SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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