宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:45)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/22 08:09 C1.2
03:05 C1.5
8/21 07:54 C2.9
8/20 --- ---

黒点  8/22 (NOAA)
磁場 フレア
1271 15 β C3
1272 8 β C2
1274 2 β ---
1275 1 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:34 410 +0.9
-2 h 412 -2.8
-4 h 396 -1.3
-6 h 407 -0.8
-8 h 408 -0.9
-10 h 406 +0.6
-12 h 426 +2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -20 -3/ 8
-2 h -18 5/ 5
-4 h -17 4/ 3
-6 h -16 3/ 2
-8 h -15 2/ 3
-10 h -13 1/ 4
-12 h -13 5/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
8/22 0.3 6x10^2
8/21 0.5 9x10^2
8/20 0.4 1x10^3
8/19 0.4 1x10^3
8/18 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 8/17 14:01 昨日、太陽風が一時的に高速になりました。現在は平均的な状態です。
2011/ 8/18 11:25 太陽でCクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は穏やかです。
2011/ 8/19 08:30 太陽風は穏やかで、オーロラ活動も静かです。太陽のフレア活動は下がっています。
2011/ 8/20 09:30 太陽風、磁気圏ともに穏やかです。明日以降、太陽風の速度が上がるかもしれません。
2011/ 8/21 11:55 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。これから、速度がやや高まる可能性があります。
最新のニュース

2011/ 8/22 10:45 更新
コロナホールの影響は弱く、太陽風の速度は400km/秒に上がった程度です。

担当 篠原

カナダ、イエローナイフの大塚氏より、
19日2時(世界時)頃に発生したオーロラのたいへん美しい写真をいただきました。
この時刻のACEを見ると、太陽風は平均的な速さで、磁場が一時的に南に振れています。
この変化と関係して発生したオーロラかもしれません。

いよいよ北半球のオーロラの季節が始まった様です。



太陽風の速度は、昨日の午後より400km/秒に上がりましたが、
それ以上の変化はなく、コロナホールの影響は弱かった様です。

磁場もほとんど北寄りに推移していたため、オーロラ活動は特に高まらず、
AE指数は静かなままです。

ひとつめのコロナホールの影響は今日までで終わりでしょう。
明日からは太陽の中心付近を通りすぎたコロナホールの影響が考えられます。
こちらのコロナホールは、ほぼ赤道にあったため、
太陽風の速度もある程度高まりそうです。
一方、コロナホールの規模は小さいので、影響は2日程度ではないでしょうか。


太陽では、昨夜から1272黒点群の活動度がやや高まり、
C1.5、C1.2の小規模フレア、及びBクラスの小さなフレアが何度も発生しています。
黒点の広がりも増えているようです。

まだ小さな活動ばかりですが、今後の変化には注目してください。



イエローナイフの大塚氏の撮影による、世界時8月19日2時頃のオーロラ。
(c) YOSHI OTSUKA


イエローナイフの大塚氏の撮影による、世界時8月19日2時頃のオーロラ。
(c) YOSHI OTSUKA


イエローナイフの大塚氏の撮影による、世界時8月19日2時頃のオーロラ。
(c) YOSHI OTSUKA


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。