宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 8/19 08:30 更新 太陽風は穏やかで、オーロラ活動も静かです。太陽のフレア活動は下がっています。 担当 篠原 太陽風は、380km/秒とやや遅めの速度(ACEの図の黄色線)で安定しています。 磁場強度(白線)もやや弱めの4nT前後で、穏やかな太陽風が続いています。 磁気圏も静穏で、オーロラの活動度を示すAE指数は全く変化していません (今日の図がずっと太くなっているのは、データの問題でしょう)。 太陽風の速度が遅めであることと、 太陽風の磁場が北寄りで推移している(赤線がプラス寄り)ことが影響しています。 太陽風は、明日までは穏やかな状態を保ち、 21日からはコロナホールの影響で速度が上がるかもしれません。 コロナホールが南に寄っているので、影響は小さい可能性もあります。 また、SDO AIA193を見ると、別のコロナホールが太陽の中心に近づいています。 こちらは明日に中心線に達すると考えると、 4日後の23日以降の太陽風に影響が現れそうです。 太陽は、北半球の1271黒点群は大きな姿を保ち(拡大写真を掲載します)、 南半球は東に1272黒点群と、中央付近に小さな1273黒点群が見えています。 昨日は、C1.6、C1.2、C1.1と小さな小規模フレアばかりで、 フレアの活動度は下がっています。 SDO衛星による1271黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |