宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:45)
昨日、C3.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/16 --- ---
8/15 20:04 C3.4
13:39 C1.4
8/14 --- ---

黒点  8/15 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:33 429 +0.3
-2 h 443 -1.0
-4 h 440 -2.4
-6 h 449 -0.6
-8 h 443 -2.8
-10 h 446 -0.6
-12 h 450 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
18:59 -21 -7/ 10
-2 h -22 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
8/16 0.3 7x10^2
8/15 0.3 1x10^3
8/14 0.4 5x10^3
8/13 0.3 7x10^3
8/12 0.6 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 8/11 07:53 1263黒点群は西に没し、太陽は黒点がほとんど見えなくなっています。高速太陽風は終わりつつあります。
2011/ 8/12 09:53 太陽風の速度は下がり、平均的な状態です。太陽の活動も穏やかです。
2011/ 8/13 12:39 太陽風は低速風になっています。コロナホールが太陽の中央部に見えています。
2011/ 8/14 08:02 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。今夜か明日くらいから高速太陽風が始まるでしょう。
2011/ 8/15 12:23 太陽風速度は550km/秒に上がり、高速風が始まっています。速度は更に上がるかもしれません。
最新のニュース

2011/ 8/16 08:45 更新
太陽風速度は420km/秒に下がり、高速太陽風は早くも終わってしまいました。

担当 篠原

SOHO衛星LASCOカメラの画面を右から左へ進んでいた金星が、
太陽のほぼ真上に来ています。
金星は太陽の向こう側の軌道を通過しているところです。
掲載した写真の様子から、明日には太陽の左側に進んでいそうです。


高速太陽風は早くも終わりを迎えてしまいました。
昨日の昼、15日13時(世界時15日4時)頃までは500km/秒台を保っていましたが、
そこから速度の低下が始まって、
15日21時(世界時15日12時)には450km/秒へ下がり、
今朝の段階では420km/秒と平均的な速度にまで戻ってしまいました。

27日周期の図を見て下さい。
今回、高速の太陽風は1日程度しか続かず、
前周期と比べると、高速風領域は大きくしぼんでしまいました。


磁気圏のオーロラ活動は、500nTを超える活動も発生していますが、
全体的にはそれほど活発ではありません。
太陽風速度が下がってしまったので、今後は穏やかになるでしょう。


コロナホールの様子から、高速風はもうしばらく続きそうだったのですが、
太陽風はこのまま落ち着いてしまうのでしょうか。
再度上がることもなさそうですが、しばらく注目してください。


太陽は、東端の北側から黒点が姿を現しました。
1271黒点群です。
ここでC1.4の小規模フレアが発生しています。

また、東端の南側でこれより大きいC3.4の小規模フレアが発生しています。
こちらからはどのような黒点群が顔を出すでしょうか。



太陽のすぐ上を金星が通過しています。SOHO LASCO C3より。
(c) SOHO (ESA & NASA)


太陽のすぐ上を金星が通過しています。SOHO LASCO C2より。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。