宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/14 --- ---
8/13 --- ---
8/12 --- ---

黒点  8/13 (NOAA)
磁場 フレア
1269 3 β ---
1270 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:56 347 -0.6
-2 h 324 -2.7
-4 h 312 -1.4
-6 h 321 -1.5
-8 h 336 +3.2
-10 h 348 +0.3
-12 h 351 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
01:59 -9 -10/ 3
-2 h -9 -10/ 5
-4 h -9 -8/ 5
-6 h -6 -4/ 10
-8 h -7 -19/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
8/14 0.3 5x10^3
8/13 0.3 7x10^3
8/12 0.6 8x10^3
8/11 1.1 7x10^3
8/10 16.4 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 8/ 9 18:12 X7.0の大規模フレアが発生しました(速報)
2011/ 8/10 09:32 昨日の夕方にX6.9の大規模フレアが発生しました。
2011/ 8/11 07:53 1263黒点群は西に没し、太陽は黒点がほとんど見えなくなっています。高速太陽風は終わりつつあります。
2011/ 8/12 09:53 太陽風の速度は下がり、平均的な状態です。太陽の活動も穏やかです。
2011/ 8/13 12:39 太陽風は低速風になっています。コロナホールが太陽の中央部に見えています。
最新のニュース

2011/ 8/14 08:02 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。今夜か明日くらいから高速太陽風が始まるでしょう。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜、310km/秒まで下がりました。
そこから少し戻して、現在は350km/秒となっています。
低速の太陽風という状況に変わりはありません。

また、太陽風の磁場の大まかな方向が、
「太陽から地球方向」から「地球から太陽方向」に切り替わった様です。
今後、コロナホールによる高速の太陽風が始まると予想していますが、
27日周期の図で前周期の様子を見ると、
この磁場の方向の切り替わり(セクターの切り替わり)が、
高速風開始(7月19日)の前日(7月18日)に発生しています。
すると、今回も1日前にこの変化が到来したと考えると、
今夜か明日くらいから速度の上昇が始まりそうです。

その前に磁場強度の強まりがやって来ると思われます。
その時に、南北成分が大きく南を向くと、オーロラ活動が活発化します。
この変化にも注意して下さい。

現在の太陽風の磁場強度を見ると、6nTにやや強まっています。
これが高速風の始まりにつながる変化なのかどうかはまだ分かりません。


現在の磁気圏は静穏です。
AE指数はほとんど変化していません。


太陽のフレア活動も穏やかです。
掲載の写真では、太陽面に黒点は見えなくなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。