宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/13 --- ---
8/12 --- ---
8/11 18:53 C6.2
18:19 C2.4
16:26 C1.4

黒点  8/13 (NOAA)
磁場 フレア
1269 3 β ---
1270 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 371 +0.9
-2 h 377 -1.8
-4 h 390 -0.5
-6 h 392 +0.2
-8 h 394 +0.4
-10 h 398 -0.5
-12 h 402 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -13 -17/ 6
-2 h -11 -20/ 7
-4 h -10 -14/ 5
-6 h -11 -8/ 5
-8 h -12 -10/ 4
-10 h -11 -10/ 4
-12 h -9 -9/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
8/13 0.3 7x10^3
8/12 0.6 8x10^3
8/11 1.1 7x10^3
8/10 16.4 7x10^3
8/ 9 26.9 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 8/ 9 09:32 1263黒点群がM3.5の中規模フレアを起こしました。また、太陽風は600km/秒の高速風です。
2011/ 8/ 9 18:12 X7.0の大規模フレアが発生しました(速報)
2011/ 8/10 09:32 昨日の夕方にX6.9の大規模フレアが発生しました。
2011/ 8/11 07:53 1263黒点群は西に没し、太陽は黒点がほとんど見えなくなっています。高速太陽風は終わりつつあります。
2011/ 8/12 09:53 太陽風の速度は下がり、平均的な状態です。太陽の活動も穏やかです。
最新のニュース

2011/ 8/13 12:39 更新
太陽風は低速風になっています。コロナホールが太陽の中央部に見えています。

担当 篠原

太陽風速度は、400km/秒から370km/秒に下がり、
低速の風になっています。
磁場強度も2〜4nTと弱めで、穏やかな太陽風です。

磁気圏も静穏で、AE指数は小さな変動が部分的に見られるだけです。


今日、明日と太陽風、磁気圏は穏やかな状態が続くでしょう。

明後日、15日に入ると、コロナホールによる高速太陽風が始まると思われます。
SDO AIA193の太陽コロナ写真では、コロナホールは太陽の中央部に斜めに伸びています。
この様子から、3日後の16日から17日にかけて最も強い高速風がやって来そうです。
前周期は、最高700km/秒に達する風となりました。
今回はどうなるでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、ゆっくりと減少しています。


太陽の黒点は小さなものしかなく、
フレア活動は穏やかになっています。
昨日は、Bクラスの小さなフレアしか発生しませんでした。

太陽の北東部(左上)でフィラメントの噴出が起きて、
CME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
SOHO衛星のLASCO C3カメラによる動画をご覧ください。
CMEの勢いは弱く、地球から見て斜め方向に噴き出しているため、
地球への影響はないでしょう。



SOHO LASCO C3によるCME。左上に向かって噴出しています。
(c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。