宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 8/13 12:39 更新 太陽風は低速風になっています。コロナホールが太陽の中央部に見えています。 担当 篠原 太陽風速度は、400km/秒から370km/秒に下がり、 低速の風になっています。 磁場強度も2〜4nTと弱めで、穏やかな太陽風です。 磁気圏も静穏で、AE指数は小さな変動が部分的に見られるだけです。 今日、明日と太陽風、磁気圏は穏やかな状態が続くでしょう。 明後日、15日に入ると、コロナホールによる高速太陽風が始まると思われます。 SDO AIA193の太陽コロナ写真では、コロナホールは太陽の中央部に斜めに伸びています。 この様子から、3日後の16日から17日にかけて最も強い高速風がやって来そうです。 前周期は、最高700km/秒に達する風となりました。 今回はどうなるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、ゆっくりと減少しています。 太陽の黒点は小さなものしかなく、 フレア活動は穏やかになっています。 昨日は、Bクラスの小さなフレアしか発生しませんでした。 太陽の北東部(左上)でフィラメントの噴出が起きて、 CME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 SOHO衛星のLASCO C3カメラによる動画をご覧ください。 CMEの勢いは弱く、地球から見て斜め方向に噴き出しているため、 地球への影響はないでしょう。 SOHO LASCO C3によるCME。左上に向かって噴出しています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |