宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/11 07:53 更新 1263黒点群は西に没し、太陽は黒点がほとんど見えなくなっています。高速太陽風は終わりつつあります。 担当 篠原 1263黒点群は、昨日もC2、C6などの小規模フレアを起こしましたが、 現在は西の端に没してしまい、地球からは見えなくなりました。 今後の活動は、STEREO Aheadで見ることができます。 現在の太陽面には、非常に小さい黒点が3〜4ヶ所で見えるだけで、 久しぶりに寂しい太陽になっています。 フレア活動はしばらく静かになりそうです。 太陽風は、昨日いっぱいは550km/秒の高速風が続きましたが、 昨夜からゆっくりと下がり始め、 今朝の段階で490km/秒と500km/秒台を割っています。 この後も低下は続いて、これから4日程穏やかに推移しそうです。 AE指数は、300〜600nTの弱い変化が発生しています。 太陽風の磁場が弱い南向きになっている影響でしょう。 太陽風の速度が下がりつつあるため、今後の磁気圏活動は静かになります。 SDO衛星AIA193では、太陽の東側のコロナホールが 濃くしっかりと見えるようになりました。 先頭(右端)は、今日、明日で太陽の中央線を越えそうです。 従って、その3日後の15日くらいから地球には高速の太陽風がやって来るでしょう。 前周期の高速風は、最高速度は700km/秒に達し、5〜6日ほど続きました。 放射線帯の高エネルギー電子は、警戒ラインの10000に近く、 やや高い状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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