宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/12 09:53 更新 太陽風の速度は下がり、平均的な状態です。太陽の活動も穏やかです。 担当 篠原 昨夜のうちに、太陽風の速度は410km/秒と平均的なレベルまで下がりました。 その後、現在までこの速度で落ち着いています。 磁気圏も静穏で、AE指数は、太陽風の磁場が弱い南向きになっている影響か、 少し幅のあるグラフになっていますが、目立った変動はありません。 今日を含めて3日間程度、太陽風、磁気圏ともに穏やかな状態が続くでしょう。 太陽風の速度はやや低速になるかもしれません。 その後、15日頃からコロナホールによる高速の太陽風がやって来そうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の中心から左下に向かって暗い領域が細長く伸びています。 コロナの穴ということで、コロナホールとよばれていますが、 ここからは速度の高い太陽風が吹きだしています、 今日の写真では、ちょうど先頭(右端)が太陽の中心線に達しています。 すると、今ここから吹きだしている太陽風は、地球に向かって流れています。 高速太陽風は、太陽から地球まで3日ほどかかってやってきます。 従って、3日後の15日頃に高速風の先頭が地球に到達すると予想できるのです。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も高めの状態が続いています。 磁気圏が穏やかなので、ゆっくりと減少していくでしょう。 太陽は、西に没した1263黒点群でC6.2の小規模フレアが発生しました。 しかし、地球に向かっている側では、目立った黒点もなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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