宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/ 4 13:32 更新 昨夜にM6.0、今日の昼にM9.3と、太陽では大きな中規模フレアが続いています。 担当 篠原 太陽が活発な現象を起こしている日に、更新の時刻がだいぶ遅れてしまい、 申し訳ありません。 昨夜、3日22時半(世界時3日13時半)に、 1261黒点群でM6.0の中規模フレアが発生しました。 SDO AIA193によるフレアの様子と、 SOHO LASCOカメラとSTEREO Ahead COR2によるCMEの様子を動画で掲載します。 というお知らせを用意している段階で、つい先ほど、 4日12時半(世界時4日3時半)に再び1261黒点群でM9.3という ほとんどXクラスに近い大きな中規模フレアが発生しました。 また、左の1263黒点群もM1.7の中規模フレアを起こしていて、 太陽の活動が高まっています。 この後もフレアは続く可能性があり、注目してください。 昨日のM6.0フレアでは、CMEも噴出しています。 地球方向に向かって噴き出していて、SOHOでは太陽を囲む様に丸く、 STEREO Aheadでは、地球のある左方向に飛び出しています。 こちらは、6日の昼から7日の朝にかけて地球に到達するのではないかと思います。 昨日のCMEに続いて、注目の現象です。 また、先ほどのM9フレアについてもCMEの可能性があり、 今後のデータに注目してください。 太陽風は、速度が350km/秒に下がり、低速風です。 磁気圏も静穏で、AE指数は全く変化していません。 こちらは、昨日報告したCMEの影響が、明日くらいにやって来ると思われます。 磁場の変化によっては、活発なオーロラ活動が発生する可能性もあります。 明日のニュースよりも先に始まっているのか、その後になるか、楽しみです。 SDO AIA 193による、1261黒点群で発生したM6.0フレア。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO LASCO C2、C3カメラと、STEREO Ahead COR2カメラによるCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES-15のX線カメラによるM9.3のフレア。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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