宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/ 1 10:50 更新 太陽風の速度は600km/秒台後半まで上がっています。太陽では小さなフレア活動が増えています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日から今日にかけて更に高まり、 今朝、680km/秒にまで達しました(最新値は660km/秒付近)。 コロナホールが高緯度側に分布していたことを考えると、 ここまで影響が強まるとは思いませんでした。 太陽風の磁場強度は5nTと平均的な強さです。 コロナホールによる高速風の場合、この強度だとあまり速度は下がらず、 磁場強度が3nTくらいに弱まるとともに速度も低下していく事が多いのですが、 今回はどうでしょうか。 一方、磁気圏のオーロラ活動は、 AE指数で500nT以下の小規模の活動が断続的に発生しています。 太陽風磁場の南北成分が北寄りのため、 オーロラ活動はあまり活発になっていません。 それでも、500nT近くの変動が出ているのは、 速度がかなり上がっているためでしょう。 太陽では、昨夜くらいから再びフレア活動が高まり、 C1の小さな小規模フレアばかりですが、 左端の1263黒点群や、右端の1265黒点群で次々発生しています。 GOES衛星のX線カメラを見ていると、 その間の1261黒点群でも小さな活動が発生しています。 4つ並んだ黒点群達の動きには、まだ注意が必要です。 この5日間のこれらの黒点群の様子を動画で紹介します。 ファイルサイズがかなり大きくなりますが、どうぞご覧下さい。 SDOの可視光写真による、東西に並んだ4つの黒点群の変化。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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