宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 7/29 12:15 更新 1260黒点群が活発にCクラスのフレアを起こしています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の東には、1260, 1261, 1263と、3つの黒点群が並んでいます。 その一番右の1260黒点群は、昨日のニュース以降も Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。 目立ったところでは、28日11時(世界時28日2時)のC5.2、 28日21時(世界時28日12時)のC5.3、 そして今朝、29日10時(世界時29日1時)のC4.1などがあります。 1260群だけでなく、左の1261群や、端の1263群も小さな活動を起こしています。 今後はこれらの群にも注意が必要でしょう。 これら3つの黒点群の変化をSDOの可視光写真で見てみます。 今日1枚目の写真は、2日間をまとめた動画です。 太陽風は、昨日のニュースの後に、速度が360km/秒まで上がったのですが、 今朝になってまた下がり、現在は300km/秒とかなり遅い風になっています。 一方、磁場強度やプラズマの密度は、微妙に増加の気配を見せています。 この後にコロナホールの影響がやって来ると予想しているのですが、 そこへつながる変化の始まりなのか、低速風の中の変化なのか、 もうしばらく見ている必要があるでしょう。 SDO AIA193では、北半球のコロナホールは西側にだいぶ移動しています。 鹿児島高専は今日から期末試験です。 外はすっかり夏ですが、学生たちは最後のがんばりをしています。 SDOの可視光写真による、1260,1261,1263黒点群の変化。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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