宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:15)
今日、C4.2の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/29 09:56 C4.2
09:31 C2.4
05:29 C3.6
03:09 C1.6
01:38 C2.5
7/28 23:45 C4.1
20:57 C5.4
16:52 C2.7
16:26 C1.8
15:56 C1.9
13:39 C2.3
11:20 C5.2
10:18 C1.9
09:09 C2.6
07:58 C1.7
06:35 C2.6
06:00 C2.4
00:47 M1.2
7/27 21:47 C2.0
20:18 C3.6
18:56 C3.0
15:31 C3.1
10:37 C3.0
07:14 C3.8

黒点  7/29 (NOAA)
磁場 フレア
1260 16 βγδ M1
1261 10 β C2
1262 1 α C2
1263 3 β ---
1264 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 300 +3.4
-2 h 310 +1.4
-4 h 321 +2.5
-6 h 321 -0.6
-8 h 347 +2.5
-10 h 369 +2.9
-12 h 364 +3.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
7/29 0.5 2x10^3
7/28 0.4 2x10^3
7/27 0.6 2x10^3
7/26 0.3 2x10^3
7/25 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/24 12:32 高速太陽風は終わりつつあります。太陽も穏やかです。
2011/ 7/25 11:59 太陽風の速度は400km/秒台前半に下がり、高速風は終わりました。
2011/ 7/26 11:44 太陽風は550km/秒を超える高速風になりました。オーロラ活動はやや強まった程度です。
2011/ 7/27 13:57 新しく現れた黒点群で小規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がりつつあります。
2011/ 7/28 09:26 M1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速風に変わっています。
最新のニュース

2011/ 7/29 12:15 更新
1260黒点群が活発にCクラスのフレアを起こしています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の東には、1260, 1261, 1263と、3つの黒点群が並んでいます。
その一番右の1260黒点群は、昨日のニュース以降も
Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。

目立ったところでは、28日11時(世界時28日2時)のC5.2、
28日21時(世界時28日12時)のC5.3、
そして今朝、29日10時(世界時29日1時)のC4.1などがあります。

1260群だけでなく、左の1261群や、端の1263群も小さな活動を起こしています。
今後はこれらの群にも注意が必要でしょう。

これら3つの黒点群の変化をSDOの可視光写真で見てみます。
今日1枚目の写真は、2日間をまとめた動画です。


太陽風は、昨日のニュースの後に、速度が360km/秒まで上がったのですが、
今朝になってまた下がり、現在は300km/秒とかなり遅い風になっています。

一方、磁場強度やプラズマの密度は、微妙に増加の気配を見せています。
この後にコロナホールの影響がやって来ると予想しているのですが、
そこへつながる変化の始まりなのか、低速風の中の変化なのか、
もうしばらく見ている必要があるでしょう。

SDO AIA193では、北半球のコロナホールは西側にだいぶ移動しています。



鹿児島高専は今日から期末試験です。
外はすっかり夏ですが、学生たちは最後のがんばりをしています。



SDOの可視光写真による、1260,1261,1263黒点群の変化。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。