宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 7/27 13:57 更新 新しく現れた黒点群で小規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がりつつあります。 担当 篠原 太陽の東から現れた1260黒点群で、今朝、C3の小規模フレアが2回発生しました。 1260群は、黒点としても昨日より発達しているようです。 また、その東の端に1261黒点群が顔を出しています。 こちらも比較的活動的な黒点群の様です。 これからしばらく、この2つの黒点群の動向に注目する必要がありそうです。 太陽風は、速度がゆっくりと下がって、470km/秒になっています。 まだ、やや高速の状態ですが、引き続き平均的な速度へ下がって行くでしょう。 磁気圏のオーロラ活動は静かです。 AE指数はほとんど変化していません。 SDO AIA193を見ると、北半球高緯度側のコロナホールが、 太陽の中心線を越えています。 緯度が高めなので、どの程度地球へ影響が及ぶのか分かりにくいですが、 28日の後半か29日ころから、太陽風に再び乱れが発生するかもしれません。 ただし、前周期の太陽風の乱れは小さかったのです、 今回も同様の可能性はあります。 放射線帯高エネルギー電子は、昨日とほとんど変わらず、 数千のレベルで止まっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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