宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 7/28 09:26 更新 M1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速風に変わっています。 担当 篠原 昨夜、28日1時(世界時27日16時)、太陽の東側に見える1260黒点群で、 M1.1の中規模フレアが発生しました。 Mクラスのフレアは6月14日以来で、1カ月半ぶりの発生です。 1260黒点群は、この前後にも多数のCクラスフレアを起こしています。 そして、黒点の分布も昨日よりさらに拡大しています。 今後も中規模フレアなどを起こす可能性があり、活動に注意が必要です。 また、1260群の左側には、1261黒点群があり、 更に東端近くには新しい黒点群が見えています(1263黒点群となりそうです)。 これらの黒点群の活動にも、今後注意が必要になりそうです。 (SDO衛星による可視光の拡大写真を掲載します) 太陽風は、速度が330km/秒まで一気に下がり、低速風に変わっています。 磁場強度も3nTと弱まっています。 磁気圏も静穏で、AE指数は全く変化していません。 SDO AIA193の太陽コロナでは、北半球の濃いコロナホールが、 西側へだいぶ移動しています。 この影響が、29日か30日にやって来る可能性があります。 緯度が高めなので、どの程度の影響がやって来るか予想が難しいですし、 31日くらいまで遅れるかもしれません。 このコロナホールは、前周期も見えていたのですが、 この時は、太陽風の速度が400km/秒台に上がった程度でした。 一方、今回は、STEREO Behindで600km/秒に達する高速風を観測しています。 STEREO Behindの変化がそのまま地球に来るわけでもないので、 この観測から単純に予想することはできませんが、今後の変化が楽しみです。 GOES-15のX線カメラによるM1.1フレア。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星の可視光写真による、1260、1261黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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