宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/26 --- ---
7/25 --- ---
7/24 --- ---

黒点  7/26 (NOAA)
磁場 フレア
1254 2 β ---
1259 2 β ---
1260 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 567 -0.3
-2 h 542 -0.6
-4 h 585 +1.9
-6 h 594 +2.4
-8 h 591 +0.3
-10 h 570 +1.9
-12 h 554 +3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
7/26 0.3 2x10^3
7/25 0.5 1x10^4
7/24 0.4 1x10^4
7/23 0.3 1x10^4
7/22 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/21 11:42 太陽風の速度は700km/秒に上がりました。昭和基地の美しいオーロラをどうぞ。
2011/ 7/22 10:03 660km/秒に少し下がりましたが、高速太陽風は続いています。オーロラの活動は弱まっています。
2011/ 7/23 10:56 高速太陽風は600km/秒を割りました。高速風は後半に入っています。
2011/ 7/24 12:32 高速太陽風は終わりつつあります。太陽も穏やかです。
2011/ 7/25 11:59 太陽風の速度は400km/秒台前半に下がり、高速風は終わりました。
最新のニュース

2011/ 7/26 11:44 更新
太陽風は550km/秒を超える高速風になりました。オーロラ活動はやや強まった程度です。

担当 篠原

昭和基地の全天カメラで、とてもきれいな夕焼けが撮影されていました。
宇宙天気とは全く関係ありませんが、印象的でしたので動画をご覧ください。
南極の夕暮れです。


昨日上がり始めた太陽風の速度は、
550〜600km/秒まで上昇し、立派な高速風になりました。
思ったより、大きな変動になりました。

一方、磁場は相変わらず北寄りで、
磁気圏では、AE指数で500nTの中規模変動が時々発生した程度です。


現在の太陽風は、磁場強度が5nTへ下がっていて、
高速風の領域はピークを迎えているようです。

SDO AIA193では、影響を及ぼしていたと考えられるコロナホールも、
太陽の西側へだいぶ回っています。

これから、ゆっくりと速度が下がって行くのではないでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、
今回の太陽風の変動を受けて、1000程度まで減少しています。
今後の変化に注目する必要がありますが、
再び大きく増加することはなさそうに思います。


太陽は、北東(左上)に現れた1260黒点群がやや成長し、
Bクラスの小規模フレアを起こしています。
更に発達し、活動を強める様だと、注意が必要になるでしょう。



南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された夕焼け。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。