宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/24 --- ---
7/23 --- ---
7/22 --- ---

黒点  7/24 (NOAA)
磁場 フレア
1251 1 α ---
1254 7 β ---
1259 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 487 -0.0
-2 h 504 +0.9
-4 h 508 -1.1
-6 h 497 -0.6
-8 h 521 -1.8
-10 h 538 +0.8
-12 h 566 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
7/24 0.4 1x10^4
7/23 0.3 1x10^4
7/22 0.4 6x10^3
7/21 0.4 5x10^3
7/20 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/19 11:00 コロナホールの影響が及び始めています。太陽風の速度は450km/秒に上がりました。
2011/ 7/20 13:23 600km/秒台の高速太陽風が始まりました。オーロラの活動も強まっています。
2011/ 7/21 11:42 太陽風の速度は700km/秒に上がりました。昭和基地の美しいオーロラをどうぞ。
2011/ 7/22 10:03 660km/秒に少し下がりましたが、高速太陽風は続いています。オーロラの活動は弱まっています。
2011/ 7/23 10:56 高速太陽風は600km/秒を割りました。高速風は後半に入っています。
最新のニュース

2011/ 7/24 12:32 更新
高速太陽風は終わりつつあります。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒に下がっています。
昨夜から今朝にかけての下がり方が思ったより速く、
550km/秒付近で留まることなく、一気に500km/秒まで落ちています。
7月18日に始まった今回の高速太陽風は、そろそろ終わりを迎えそうです。

磁気圏のオーロラ活動も、
速度の下がってきた後半は、かなり静かになっています(AE指数)。


この後、太陽風の速度は更に下がって、
明後日くらいには300km/秒台の低速風に変わっている可能性があります。

その後、SDO AIA193の北東(左上)の高緯度側に見えているコロナホールの影響が、
7月28日頃にやって来そうです。
ただし、コロナホールの緯度が高いため影響は限定的で、
速度が短い期間やや高めになる程度でしょう。

それでも、磁場の振れ具合によって、
前周期の7月1日の様に、強いオーロラ活動をもたらす可能性はあります。


放射線帯の高エネルギー電子は、10,000の線に達しました。
今後、更に上昇することはなさそうですが、
しばらく高めの状態が続くと思われます。


太陽のフレア活動は、目立った変化もなく静かです。
黒点も、どれも小さくなってしまって、目立つものは見当たりません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。