宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 7/22 10:03 更新 660km/秒に少し下がりましたが、高速太陽風は続いています。オーロラの活動は弱まっています。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 昨日の夕方、21日17時(世界時21日8時)には700km/秒を割りましたが、 その後も660km/秒と高い速度を保っています。 磁場強度は弱まって、4nT付近に少し下がっています。 高速風は、中盤からやがて後半に入ろうとしている頃です。 磁場強度が下がってくると、南北成分の振れ幅も小さくなって、 オーロラの活動は弱まって行きます。 AE指数のグラフは500nTを割って、300nTと小規模の変化になっています。 今日の太陽風の様子では、高速風は24日くらいまでは続きそうです。 25日まで残るかどうかは良く分かりません。 ただし、オーロラの活動はピークを過ぎていて、 この後は小規模の活動が見られる程度でしょう。 放射線帯の高エネルギー電子の増加が続いています。 まだ警戒レベルの10,000には達していませんが、明日は超えている可能性があります。 注意してください。 太陽のフレア活動は穏やかです。 昨日のX線のグラフには、Bクラスの変化すらほとんどなくなっています。 黒点はそれなりに見えているのですが、活動的ではないようです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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