宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/16 --- ---
7/15 --- ---
7/14 --- ---

黒点  7/16 (NOAA)
磁場 フレア
1245 1 α ---
1250 4 β ---
1251 1 α ---
1252 3 β ---
1254 5 β ---
1255 3 β ---
1256 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 382 -0.7
-2 h 404 -1.8
-4 h 406 +0.6
-6 h 400 +0.1
-8 h 418 -0.2
-10 h 424 -1.2
-12 h 433 -1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -12 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
7/16 0.3 6x10^3
7/15 0.4 5x10^3
7/14 0.3 5x10^3
7/13 0.3 4x10^3
7/12 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/11 12:07 480km/秒の高速太陽風が続いています。オーロラ活動は小規模です。
2011/ 7/12 11:12 コロナホールの影響で太陽風の速度が大きく上昇し、670km/秒の高速風になっています。
2011/ 7/13 13:30 太陽風は、550km/秒に下がりましたが、高速状態が続いています。磁気圏は小さな活動程度です。
2011/ 7/14 11:26 高速の太陽風は終わりに近づいています。次のコロナホールが太陽の東に見えています。
2011/ 7/15 09:51 高速太陽風が終わり、穏やかな太陽風に変わりつつあります。
最新のニュース

2011/ 7/16 13:44 更新
太陽風は低速風になりつつあります。太陽も静かです。

担当 篠原

太陽風の速度はさらに下がって、
380km/秒と低速域に入りかけています。
更に下げていくのか、このあたりで低下が止まるのか、
注目しています。

磁場強度も、5nTで落ち着いています。

明後日くらいまでは、
このまま穏やかな太陽風が続きそうです。
それ以降は、コロナホールの影響で、
高速風がいつ始まるかになるでしょう。

SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の南半球側を中心に、
大きなコロナホールが広がっています。
その広がりの右端は、既に太陽の中心線を過ぎています。

来週は、この擾乱に注意です。


太陽は、黒点はいくつも見えていますが、
活動は穏やかで、
X線のグラフはほとんど変化していません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。