宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 7/ 7 09:32 更新 太陽風の速度は低速気味になっています。太陽も静かです。 担当 篠原 連日の様に昭和基地の全天カメラのお世話になっていますが、 今日(日本時間では今朝)も、美しいオーロラの活動が撮影されていました。 世界時6日21時半の南極のオーロラを動画で紹介します。 AE指数を見ると、300nTの小規模の活動が記録されています。 背後に重なる天の川との共演が美しいです。 そういえば、今夜は七夕です。 今夜、もし晴れていたら、夜空を見上げてみて下さい(鹿児島は絶望的です・・・)。 (昭和基地は南極にあるため、掲載の写真に七夕の星たちは写っていません) 太陽風は、速度が370km/秒と更に下がってきました。 磁場強度は5nT付近で安定していて、 CMEの影響は見られません。 こちらは、今日いっぱいは様子を見る必要があるでしょう。 SDO AIA193の太陽コロナ写真では、北半球側の小さなコロナホールが、 西側に進んでいます。 もう2日ほど経った、9日、10日頃の太陽風に影響が見られるかもしれません。 また、南半球側東寄りの緯度が高めの領域にもコロナホールがあります。 11日以降も、引き続いてこちらの影響がやって来る可能性があります。 前周期のこのあたりの太陽風は、 450〜550km/秒とやや高めの速度が続いていました。 今回も同程度の変化になるのかもしれません。 太陽の活動は静かです。 黒点も、1243黒点群がぽつんと見える程度です。 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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