宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:12)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 4 --- ---
7/ 3 19:42 C2.2
7/ 2 --- ---

黒点  7/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1243 10 β ---
1244 12 βγ C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 403 +3.5
-2 h 408 +0.9
-4 h 413 +4.8
-6 h 407 +5.8
-8 h 408 +4.5
-10 h 418 +3.8
-12 h 426 +5.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -11 15/ 23
-2 h -10 -11/ 8
-4 h -8 -12/ 4
-6 h -8 -14/ 3
-8 h -9 -9/ 7
-10 h -10 -7/ 7
-12 h -10 -14/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
7/ 4 0.4 2x10^1
7/ 3 0.3 3x10^1
7/ 2 0.4 3x10^1
7/ 1 0.4 3x10^3
6/30 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/29 12:33 平均的な速度の太陽風が続いています。磁気圏は静穏です。
2011/ 6/30 09:39 太陽風は低速になり、磁気圏もとても静かです。1242黒点群が少し大きくなっています。
2011/ 7/ 1 10:04 太陽風の磁場強度が強まり、オーロラを強めています。コロナホールの影響が始まったのかもしれません。
2011/ 7/ 2 13:30 太陽風磁場南向きの影響でオーロラ活動が強まりました。太陽風は平均的な速さです。
2011/ 7/ 3 13:08 400km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽で小規模のフレアが発生しています。
最新のニュース

2011/ 7/ 4 11:12 更新
穏やかな太陽風が続いています。磁場が北向きのため、磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、400km/秒と平均的な状態で安定してます。
一方、磁場強度(白線)は、6nTから10nTに強まっています。
高速風につながる変化ではないと思いますが、しばらく様子を見て下さい。

磁場の南北成分(赤線)は、ずっと北寄り(プラス方向)になっています。
このため、磁気圏の活動は静かで、AE指数は全く変化のない状態です。

SDO AIA193では、太陽の中心を挟んで東西(左右)に小さなコロナホールが見える程度です。
右のコロナホールの影響が、明日の太陽風に多少現れるかもしれません。


太陽では、1244黒点群が目立つ大きさになり、
C2の小規模フレアと、Bクラスの小さなフレアを何度も起こしています。
X線のグラフでは、変動は一段落ついているようですが、
黒点が更に発達するようだと、注意が必要になるでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。