宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 7/ 4 11:12 更新 穏やかな太陽風が続いています。磁場が北向きのため、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、400km/秒と平均的な状態で安定してます。 一方、磁場強度(白線)は、6nTから10nTに強まっています。 高速風につながる変化ではないと思いますが、しばらく様子を見て下さい。 磁場の南北成分(赤線)は、ずっと北寄り(プラス方向)になっています。 このため、磁気圏の活動は静かで、AE指数は全く変化のない状態です。 SDO AIA193では、太陽の中心を挟んで東西(左右)に小さなコロナホールが見える程度です。 右のコロナホールの影響が、明日の太陽風に多少現れるかもしれません。 太陽では、1244黒点群が目立つ大きさになり、 C2の小規模フレアと、Bクラスの小さなフレアを何度も起こしています。 X線のグラフでは、変動は一段落ついているようですが、 黒点が更に発達するようだと、注意が必要になるでしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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