宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 7/ 6 12:40 更新 太陽風は平均的な状態ですが、南向き磁場の影響で弱いオーロラ活動が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、380〜400km/秒と平均的な状態が続いています。 一昨日まで強めだった磁場強度は、昨日からは5nTと平均的な強さに下がっています。 しかし、磁場南北成分の南寄りの傾向は続いていて、 振れ幅は小さくなったもののAE指数の変化は続いています。 日本時間で今朝、6日10時(世界時6日1時)に 南極の昭和基地で見られたオーロラの様子を掲載します。 AE指数で300nTと比較的小さな変化の頃の穏やかなオーロラの動きです。 結局、太陽風の速度にコロナホールの目立った変化は起きませんでした。 次の注目は、3日に発生した弱いCMEの影響が、今夜か明日にやってくるかどうか、 そして、今日のSDO AIA193で太陽の中心線に達した小さなコロナホールの影響が、 3日後の9日頃にやって来るかどうかになります。 どちらも、発生しても小規模の変化に留まるでしょう。 太陽のフレア活動も穏やかに推移しています。 GOES衛星のX線グラフはほとんど変化がありません。 STEREO Behindで先回りをしても、太陽の東側に目立った活動領域はなく、 しばらくは太陽の活動も穏やかな様です。 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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