宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 3 --- ---
7/ 2 --- ---
7/ 1 --- ---

黒点  7/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
1242 5 β ---
1243 13 β ---
1244 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:57 387 -0.7
-2 h 395 -6.3
-4 h 397 -2.9
-6 h 408 +0.0
-8 h 416 -0.7
-10 h 408 -3.2
-12 h 406 -1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -24 -7/ 8
-2 h -23 -15/ 5
-4 h -17 -15/ 3
-6 h -19 -11/ 11
-8 h -20 -4/ 4
-10 h -17 -4/ 3
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
7/ 3 0.3 3x10^1
7/ 2 0.4 3x10^1
7/ 1 0.4 3x10^3
6/30 0.4 5x10^3
6/29 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/28 11:15 西に没した1236黒点群でフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に戻りました。
2011/ 6/29 12:33 平均的な速度の太陽風が続いています。磁気圏は静穏です。
2011/ 6/30 09:39 太陽風は低速になり、磁気圏もとても静かです。1242黒点群が少し大きくなっています。
2011/ 7/ 1 10:04 太陽風の磁場強度が強まり、オーロラを強めています。コロナホールの影響が始まったのかもしれません。
2011/ 7/ 2 13:30 太陽風磁場南向きの影響でオーロラ活動が強まりました。太陽風は平均的な速さです。
最新のニュース

2011/ 7/ 3 13:08 更新
400km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽で小規模のフレアが発生しています。

担当 篠原

昨夜、太陽風に小さな乱れがやって来ました。
磁場強度が、5nTから7nTほどに少しあがり、
速度も、360km/秒から410km/秒に上がっています。

掲載のACEのグラフでは、速度などしっかり上がっているようにも見えますが、
27日周期の図を見れば、とても小さな変化です。
磁気圏の乱れも小規模です。

一方、AE指数のグラフを見ると、図の全体が太くなっています。
これは、どこかの観測点のデータに問題があるためで、
実際の変化は300nTほどの小規模の活動が所々発生した程度でしょう。


現在の速度は、380km/秒に既に下がっています。

この後も、太陽風は穏やかに推移するでしょう。
前周期のこの期間は、400km/秒付近の平均的な速度で安定していて、
小規模のコロナホールの影響で、一時的に速度が上がったりしていました。


太陽では、今朝、3日9時(世界時3日0時)に、
B9.5とほぼCクラスに達する小規模のフレアが発生しました。
発生したのは、北半球の西側半分ほどにある1244黒点群です。

しかし、GOES-15衛星のX線画像によると、
その前後にも、左右の1243黒点群、1242黒点群付近で活動が発生してます。
北半球を東西につなぐ変動を動画でご覧ください。



GOES-15衛星のX線カメラによるフレアの様子。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。