宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 7/ 3 13:08 更新 400km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽で小規模のフレアが発生しています。 担当 篠原 昨夜、太陽風に小さな乱れがやって来ました。 磁場強度が、5nTから7nTほどに少しあがり、 速度も、360km/秒から410km/秒に上がっています。 掲載のACEのグラフでは、速度などしっかり上がっているようにも見えますが、 27日周期の図を見れば、とても小さな変化です。 磁気圏の乱れも小規模です。 一方、AE指数のグラフを見ると、図の全体が太くなっています。 これは、どこかの観測点のデータに問題があるためで、 実際の変化は300nTほどの小規模の活動が所々発生した程度でしょう。 現在の速度は、380km/秒に既に下がっています。 この後も、太陽風は穏やかに推移するでしょう。 前周期のこの期間は、400km/秒付近の平均的な速度で安定していて、 小規模のコロナホールの影響で、一時的に速度が上がったりしていました。 太陽では、今朝、3日9時(世界時3日0時)に、 B9.5とほぼCクラスに達する小規模のフレアが発生しました。 発生したのは、北半球の西側半分ほどにある1244黒点群です。 しかし、GOES-15衛星のX線画像によると、 その前後にも、左右の1243黒点群、1242黒点群付近で活動が発生してます。 北半球を東西につなぐ変動を動画でご覧ください。 GOES-15衛星のX線カメラによるフレアの様子。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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