宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 7/ 1 10:04 更新 太陽風の磁場強度が強まり、オーロラを強めています。コロナホールの影響が始まったのかもしれません。 担当 篠原 コロナホールの影響が始まったのでしょうか。 昨夜遅くから、小幅ですが太陽風に変化が現れています。 太陽風の磁場強度は5nTから9nTほどに強まり、 プラズマの密度も1個/cm^3から10個/cm^3へ増加しています。 太陽風の速度はまだ何も変化はなく、340km/秒程度と低速の状態です。 磁場が強まり始めるとともに、磁場の南北成分は南向きになり、 -5nTを超える程度のやや強めの南向きになっています。 この影響で磁気圏活動も強まり始めているようです。 AE指数のグラフは、まだ小さな変化しか見られませんが、 このグラフの直後の時間帯に、 昭和基地できれいなオーロラの活動が撮影されています。 動画をご覧ください。 公開されている写真の時間間隔が短くなり、 より臨場感のある動きを楽しめるようになりました。 その代わり、動画サイズがかなり大きくなっていますのでご注意下さい。 この変化がコロナホールの影響によるものであれば、 この後から速度にも変化が始まるでしょう。 磁場の南向きの傾向が続けば、引き続き活発なオーロラ活動が見られるでしょう。 今日から明後日にかけて、太陽風は擾乱の傾向が続くかもしれません。 一方、太陽の活動は静穏です。 目立ったフレアの活動はありません。 黒点も太陽の中央部に小さな群が新しく現れた程度です。 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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