宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:33)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/29 --- ---
6/28 --- ---
6/27 --- ---

黒点  6/29 (NOAA)
磁場 フレア
1240 2 β ---
1242 3 β ---
1243 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:08 378 +3.7
-2 h 390 +4.0
-4 h 385 +3.6
-6 h 396 +2.0
-8 h 394 +0.7
-10 h 401 -1.4
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 - 8/ 3
-2 h -10 5/ 10
-4 h -10 -2/ 3
-6 h -11 0/ 2
-8 h -13 2/ 2
-10 h -14 1/ 6
-12 h -13 -1/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
6/29 0.3 5x10^3
6/28 0.4 6x10^3
6/27 0.3 7x10^3
6/26 0.3 1x10^4
6/25 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/24 09:43 600km/秒の高速太陽風が続き、オーロラも活発に活動しています。
2011/ 6/25 13:21 高速太陽風が続いています。オーロラ活動も続いています。
2011/ 6/26 11:29 太陽風速度は550km/秒に下がり、高速風は弱まりつつあります。
2011/ 6/27 11:41 高速太陽風は終わりつつあります。太陽もほとんど黒点が見えません。
2011/ 6/28 11:15 西に没した1236黒点群でフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に戻りました。
最新のニュース

2011/ 6/29 12:33 更新
平均的な速度の太陽風が続いています。磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽風は、400〜380km/秒と平均的な速さで安定しています。
磁場強度も、4〜5nTと平均的な強さで落ち着いています。

28日22時(世界時28日13時)頃にセクターの切り替わりが来た様で、
磁場の方向を示すグラフが、その前後で大きく変化しています。
太陽風が乱れているという状況ではありません。


磁気圏もとても静かで、
オーロラの活動度を示すAE指数は全く変化していません。
これは、太陽風磁場の南北成分(ACEの赤線)が
ほとんどの時間帯で北(プラス)を向いていたことが効いているのでしょう。


明後日の7月1日までは、このまま静かな状態が続くでしょう。
その後、コロナホールによる高速太陽風が到来すると思われます。
今日のSDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の中心線を少し通過した所です。


太陽では、小規模ですが半日ごとにフレアが発生して、
グラフが面白い変化になっています。
ただし、発生場所は、これまでは北西の1236黒点群でしたが、
今朝の(グラフの最後の)B9.6フレアは南西の1240黒点群で発生しています。

その他に黒点群は、太陽の中心付近に1242黒点群が、
東の端近くに1243黒点群が、どちらも微かに見えています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。