宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/30 --- ---
6/29 --- ---
6/28 --- ---

黒点  6/29 (NOAA)
磁場 フレア
1240 2 β ---
1242 3 β ---
1243 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 336 -1.7
-2 h 342 +3.6
-4 h 345 +2.3
-6 h 345 +3.7
-8 h 344 +1.0
-10 h 354 +1.0
-12 h 360 +3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -11 9/ 3
-2 h -11 7/ 3
-4 h -11 6/ 2
-6 h -12 6/ 3
-8 h -11 8/ 2
-10 h -11 7/ 2
-12 h -11 6/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
6/30 0.4 5x10^3
6/29 0.3 5x10^3
6/28 0.4 6x10^3
6/27 0.3 7x10^3
6/26 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/25 13:21 高速太陽風が続いています。オーロラ活動も続いています。
2011/ 6/26 11:29 太陽風速度は550km/秒に下がり、高速風は弱まりつつあります。
2011/ 6/27 11:41 高速太陽風は終わりつつあります。太陽もほとんど黒点が見えません。
2011/ 6/28 11:15 西に没した1236黒点群でフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に戻りました。
2011/ 6/29 12:33 平均的な速度の太陽風が続いています。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2011/ 6/30 09:39 更新
太陽風は低速になり、磁気圏もとても静かです。1242黒点群が少し大きくなっています。

担当 篠原

太陽風の速度は340km/秒へ下がり、すっかり低速風になっています。
磁場強度は、4nTと平均的な強さで安定しています。

磁場の南北成分は、北向きの傾向が続いていて、
その影響でAE指数はぱったりと変化がなくなっています。


SDO AIA193では、コロナホールは更に西(右)へ動いていて、
地球への影響が始まる目安の位置に近づいています。

今回のコロナホールは緯度がやや高いところにあるため、
地球への影響は及びにくい位置関係です。
一方、コロナホールとしは十分に濃く見えていて、
高速風そのものはしっかりと吹きだしていそうです。

どの程度の太陽風がやって来るでしょうか。
明日か明後日か、始まりのタイミングを含めてしばらく注目してください。


太陽では、中央の1242黒点群の規模が拡大しています。
昨夕のB5.5の小さなフレアを含めて、小さな活動を強めています。
更に発達する様だと、活動の規模も大きくなるかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。