宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/26 --- ---
6/25 --- ---
6/24 --- ---

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
1236 1 α ---
1239 1 α ---
1240 2 α ---
1241 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:14 548 -0.7
-2 h 544 +0.9
-4 h 562 -0.1
-6 h 544 +0.6
-8 h 574 +3.1
-10 h 588 +0.1
-12 h 582 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -12 -9/ 8
-2 h -14 1/ 6
-4 h -11 3/ 5
-6 h -12 4/ 5
-8 h -14 3/ 4
-10 h -15 1/ 4
-12 h -18 -3/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
6/26 0.3 1x10^4
6/25 0.3 1x10^4
6/24 0.3 4x10^3
6/23 0.3 1x10^3
6/22 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/21 12:19 400km/秒台の穏やかな太陽風が続いています。大きめのCクラスのフレアが発生しました。
2011/ 6/22 14:02 昨日のC7.7フレアによって、CMEが地球方向に噴き出しています。
2011/ 6/23 09:40 600km/秒に達する高速の太陽風が始まりました。オーロラはやや強まっています。
2011/ 6/24 09:43 600km/秒の高速太陽風が続き、オーロラも活発に活動しています。
2011/ 6/25 13:21 高速太陽風が続いています。オーロラ活動も続いています。
最新のニュース

2011/ 6/26 11:29 更新
太陽風速度は550km/秒に下がり、高速風は弱まりつつあります。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日いっぱいは600km/秒近い高い速度を保っていましたが、
今日に入った頃から一段下がり、現在は550km/秒付近で推移しています。
高速風は続いていますが、勢いは弱まりつつあります。

これから、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の西側(右側)に見える、
小さなコロナホールの影響が多少あるかもしれませんが、
基本的には、太陽風は明日、明後日と穏やかになっていくでしょう。


磁気圏のオーロラの活動もだいぶ静かになりました。
今日のAE指数は、300nTくらいの小規模の変化だけになっています。


放射線帯の高エネルギー電子は更に上昇して、10,000の警戒レベルに達しています。
これ以上大きく上がることはなさそうですが、
しばらく高めの状態が続きそうです。


太陽のフレア活動は、穏やかです。
X線のグラフは特に変化していません。

黒点も、大きな姿を見せていた1236黒点群が西の端に没して、
残るのは小さな黒点ばかりです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。