宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 6/24 09:43 更新 600km/秒の高速太陽風が続き、オーロラも活発に活動しています。 担当 篠原 昨日より、太陽風は600km/秒前半の高速状態が継続しています。 昨日のニュースの後には、磁場強度が10nTへ再び強まる変化も見られ、 活発なオーロラ活動も発生しています。 AE指数では、600〜800nTほどの中規模の変動が1日を通して発生しています。 南極の昭和基地で撮影されたオーロラの全天画像を、久しぶりに紹介します。 世界時の23日21時前後の1時間の様子です。 AE指数は600nTほどの変化を記録しています。 今日は、この高速太陽風にCMEの乱れが重なってやって来る可能性があります。 磁場強度が再び強まって、強い南向きの磁場がやって来ると、 高速風と重なって強いオーロラ活動や磁気嵐が発生するかもしれません。 これから明日にかけて、太陽風のデータに注意が必要です。 放射線帯の高エネルギー電子は、1000程度に上昇しています。 特に強まったという変化ではありませんが、高速風が続いているため、 引き続き上昇する可能性が高いので、注意が必要です。 太陽の活動は静穏です。 X線は、Bクラスの小さな変化が起きた程度です。 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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