宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 6/18 08:30 更新 太陽風に一時的な変化が発生しました。現在の太陽風は穏やかです。 担当 篠原 昨日の昼、17日11時(世界時17日2時)に、 太陽風の速度が470km/秒から550km/秒へ急に上昇する乱れがやって来ました。 同時に磁場強度やプラズマの密度も変化しましたが、 速度を含めて変化としてはいずれも小規模で、 地球磁気圏への目立った影響はありませんでした。 14日に発生したCME(15日のニュースを参照)の影響がやって来た可能性があります。 現在の太陽風は、速度は430km/秒、磁場強度6nTと、 穏やかな状態に戻っています。 磁気圏では、中規模のオーロラ活動が発生していますが、 まとまった南向き磁場の影響による一時的な変化で、 全体としては穏やかに推移しています。 太陽では、南西(右下)の1234黒点群、北東(左上)の1236黒点群、 そして、南東(左下)の活動領域などで小さな活動が発生しています。 比較的落ち着いた状態ですが、中小規模のフレアなどは発生しそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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