宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:31)
昨日、C7.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/17 --- ---
6/16 20:56 C1.8
19:12 C7.1
6/15 23:18 C3.2
20:33 C2.7
06:35 M1.4

黒点  6/16 (NOAA)
磁場 フレア
1234 17 β C3
1236 11 βδ M1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 480 +1.0
-2 h 470 +0.5
-4 h 481 +1.7
-6 h 480 +2.0
-8 h 478 -1.6
-10 h 447 -2.5
-12 h 438 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -13 -14/ 21
-2 h -13 3/ 2
-4 h -15 2/ 2
-6 h -19 0/ 6
-8 h -21 2/ 3
-10 h -17 1/ 3
-12 h -12 1/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.0 4x10^2
6/17 1.7 8x10^2
6/16 1.4 9x10^2
6/15 1.2 6x10^2
6/14 4.3 4x10^2
6/13 4.8 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/12 10:58 太陽風はやや高速となっていますが、磁気圏は静かです。太陽も穏やかです。
2011/ 6/13 12:45 太陽風は平均的な状態です。コロナホールの影響がこれから始まりそうです。
2011/ 6/14 11:44 太陽風はやや高速の状態が安定して続いています、磁気圏の活動は穏やかです。
2011/ 6/15 14:10 太陽風は500km/秒台の高速風になりました。磁気圏は穏やかです。
2011/ 6/16 11:54 太陽風の速度は下がってきました。このまま穏やかな状態が続きそうです。
最新のニュース

2011/ 6/17 09:31 更新
C7の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速の状態が続いています。

担当 篠原

昨夜、16日19時(世界時16日10時)に、
太陽の北東部の1236黒点群でC7.1の大きめの小規模フレアが発生しました。
1236黒点群は大きな姿を保っており、引き続き注目してください。

また、太陽の東端の南半球側にも、活動的な領域が近づいています。
SDO衛星のAIA304を見ると、プラズマの激しい噴き上がりが度々発生しています
(動画を掲載します)。
STEREO Behindでも、活動の様子を見ることができます。
どの様な領域が姿を現すでしょうか。


太陽風は、440〜480km/秒とやや高速の状態が続いています。
27日周期の図を参照すると、5日間ほどずっと高めのレベルを保っています。
この状態はどこまで続くのでしょうか。

一方、AE指数の変動は小幅で、磁気圏は静穏です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
南半球の東側に濃いコロナホールが見えてきました。
もう3〜4日ほどで先頭(右端)が太陽の中心線に達し、
その3日後くらいから高速風が地球にやって来ると予想すると、
太陽風の乱れは23〜24日頃から始まりそうです。

その前に、今日の写真で南半球の中心に見えている、
小さいコロナホールの影響などがやって来るかもしれません。



SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽の東端向こう側の活動領域の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。