宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 6/13 12:45 更新 太陽風は平均的な状態です。コロナホールの影響がこれから始まりそうです。 担当 篠原 太陽風は、450km/秒とやや高めの速度で安定しています。 磁場強度も、5nTから6nTと平均的な状態で安定しています。 コロナホールの影響は、まだ見られません。 SDO AIA193を見ると、 南半球側でコロナホールが西側の半分ほどまで移動しています。 そろそろ地球へ影響がやって来て良い頃です。 この後の、ACEの磁場強度(白線)と速度(黄色線)の変化に注目して下さい。 磁気圏のオーロラ活動は、概ね静穏です。 太陽は、唯一見えていた1234黒点群が消えてしまい、 無黒点となっている様です。 正式記録として今日が無黒点となるかどうかは、この写真だけでは分かりませんが、 SIDCの記録をたどると、前回無黒点となったのは1月14日のことで、 5カ月ぶりの記録となるかもしれません。 太陽は、今朝C1.2の小規模フレアを起こしています。 STEREO Behindを参照すると、 発生場所は、東端のまだ向こう側の領域の様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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