宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 5/29 08:30 更新 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強い南向きにより、激しいオーロラ活動が発生しています。 担当 篠原 今朝、29日7時(世界時28日22時)に、 M1.2の中規模フレアが発生しました。 その直前のC9.5の大きな小規模フレアに続いて発生しています。 発生したのは、昨日から活発に活動を続けている 1226黒点群だと思われます。 太陽の南東(左下)の端の黒点です。 GOES衛星のX線写真に、輝きが残っている様です。 この黒点群の活動には、引き続き注意してください。 今回のフレアに伴って、 CMEが発生している可能性がありますが、 東の端で起きているので、地球への影響はないでしょう。 太陽風は、速度が先程から600km/秒に上がっています。 磁場強度は、今も10nTと強まっていて、 引き続き速度の変化に注意が必要です。 昨日から見られていた太陽風磁場の強い南向きは、 CMEによる、磁場のかたまりが流れてきたための様です。 その後大きく北向きに切り替わっています。 強い南向きに影響されて、 激しい磁気圏活動が発生しました。 AE指数は、1000nTを超えて、 1500nTに及ぶ変化をしています。 2500nTのたいへん大きな変化も記録されていますが、 あまりに大き過ぎて、 正しいデータかどうかよく分かりません。 また速度が上がったことから、 高速風はまだしばらく続きそうです。 磁場も再び南向きに変わっており、 この後も活発なオーロラ活動が発生する可能性があります。 今朝は、九州新幹線の中から更新しています。 福岡へ出張です。 鹿児島のあたりはトンネルが多くて、 落ち着いて送受信できません。 GOES衛星による太陽のX線画像。左下の領域でMクラスのフレアが発生したと思われます。 (c) NOAA SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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