宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 5/23 11:59 更新 400km/秒台前半の太陽風が続いています。コロナホールの影響は見られるでしょうか。 担当 篠原 太陽風は、440km/秒前後の速度で安定しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の4月25日前後に見られた速度の小さな高まりの回帰と言えるのかもしれません。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 この後の太陽風は、淡く見えていたコロナホールの影響がやってくるのか、 このまま穏やかに過ぎて行くのかに注目しています。 また、27日周期の図では、前周期の4月30日に高速風が始まっています。 これは、今周期の5月27日に相当します。 SDO衛星AIA193の太陽の中央やや左側に見えるコロナホールの影響です。 コロナホールは少し小さくなっている様ですが、高速風はどうでしょうか。 太陽の活動も静かに推移しています。 X線のグラフはとても小さな変化しかなく、黒点も小さなものばかりです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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