宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 5/19 10:51 更新 太陽風の速度は下がりました。コロナホールの影響は終わったようです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒近くまで下がりました。 高速の太陽風は終わり、平均的な速度に戻っています。 コロナホールの影響域は通り抜けてしまったようです。 磁気圏の活動も静かで、AE指数には小さな変化しか見られません。 この後は、しばらく穏やかな太陽風が続くでしょう。 STEREO Behindによると、太陽の東端にコロナホールが広がっている様ですが、 まだ、SDO衛星では見えていません。 太陽では、19日3時(世界時18日18時)に、C2.0の小規模フレアが発生しました。 西に没したばかりの、1208黒点群で発生しています。 X線の変化が長時間継続するタイプのフレアで、 CME(太陽ガスの放出現象)を伴っています。 地球からは横方向の噴出なので、影響はありません。 STERO Aheadからは、CMEが太陽の正面で発生して見えるため、 太陽全体を包むようにガスが広がるフル・ハロー・CMEとなっています(動画参照)。 一方、地球側にあるSOHOからは、右側に飛び出して行く様子が撮影されています。 STEREO AheadとSOHOのコロナグラフで撮影したCME。 (c) STEREO (NASA)、SOHO (ESA & NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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