宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 5/17 12:12 更新 SOHO LASCO C3にプレアデス星団が見えてきました。太陽風は高速風が続いています。 担当 篠原 SOHO衛星のLASCO C3カメラに、プレアデス星団(すばる)が見えてきました。 毎年、この季節になると見えてくる、SOHO衛星の春の名物です。 これからゆっくりと画面を横切って行きます。 しばらくお楽しみ下さい。 500km/秒を割って、一旦落ち着くかと思った太陽風の速度は、 昨夜より再び上昇して、570km/秒ほどに高まっています。 この変化に合わせて、磁場強度も速度が高まる頃に10nTまで強まり、 現在は5nTに下がっています。 SDO衛星AIA193では、小さなコロナホールしか見えなかったのですが、 しっかりした高速風領域になっています。 こうなると、明日(18日)からと予想していた次のコロナホールによる高速風と繋がって、 このまま太陽風は速度が高まった状態が続きそうです。 オーロラの活動もやや強まって、 AE指数で700nTほどの中規模の活動が発生していますが、 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近からやや北寄りに変化しているようで、 磁気圏の活動はあまり強いものにはなっていません。 前周期のデータを参考にすると、この後の高速風も同様な傾向となりそうで、 大きな磁気圏活動は起こりにくそうです。 太陽は、南半球の中心部にある1214黒点群が少し大きくなり、 東端からは1216黒点群が現れるなどしていますが、 目立ったフレア活動はなく、比較的穏やかに推移しています。 しばらくこの状態が続きそうです。 SOHO衛星LASCO C3カメラにプレアデス星団(すばる)が見えてきました。 (c) SOHO (ESA & NASA) 星団の部分を切り取ってみると、暗い星までよく見えています。SOHO衛星の春の名物です。 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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