宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 5/14 09:03 更新 低速の穏やかな太陽風が続いています。明日くらいから高速風がやって来るかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、320〜360km/秒と低速で安定しています。 磁場強度も、5nTと平均的な強さで落ち着いています。 磁気圏も穏やかで、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、ほとんど変化していません。 今日もこのまま穏やかな状態が続きそうです。 SDO AIA193では、太陽の中央部に見えていたコロナホールが、 だいぶ西側(右側)に移動しています。 明日か明後日くらいに、太陽風に変化をもたらすかもしれません。 これに、11日に発生したCMEの影響も重なってやってくる可能性があります。 どちらも変化としては小規模に留まるでしょう。 そして、SDO AIA193を見ると、 南極から低緯度側に細長く伸びるコロナホールが見えています。 明日は太陽の中心線に達しているでしょう。 太陽は、目立ったフレア活動もなく穏やかです。 南半球の東側(左側)に新しい黒点が出現しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |