宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:03)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/14 --- ---
5/13 --- ---
5/12 20:53 C2.0

黒点  5/13 (NOAA)
磁場 フレア
1208 8 β ---
1210 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:56 339 +0.6
-2 h 349 +2.9
-4 h 359 +1.2
-6 h 367 +4.7
-8 h 354 +1.9
-10 h 339 -0.8
-12 h 347 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -13 17/ 6
-2 h -12 22/ 4
-4 h -12 22/ 7
-6 h -12 17/ 4
-8 h -15 13/ 2
-10 h -15 15/ 6
-12 h -13 18/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
5/14 0.4 4x10^2
5/13 0.4 2x10^2
5/12 0.6 2x10^2
5/11 0.7 1x10^3
5/10 0.5 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 5/ 9 11:03 太陽風の速度は300km/秒を割り、かなり遅い風です。太陽も静穏です。
2011/ 5/10 11:22 太陽風は320km/秒と低速のまま安定しています。C5の小規模フレアが発生しました。
2011/ 5/11 14:28 太陽風の速度は400km/秒に上がった程度で、高速風は来ませんでした。
2011/ 5/12 10:59 穏やかな太陽風が続いています。小さな彗星とCMEのきれいな写真が撮れています。
2011/ 5/13 09:28 太陽風は330km/秒と遅くなり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2011/ 5/14 09:03 更新
低速の穏やかな太陽風が続いています。明日くらいから高速風がやって来るかもしれません。

担当 篠原

太陽風の速度は、320〜360km/秒と低速で安定しています。
磁場強度も、5nTと平均的な強さで落ち着いています。

磁気圏も穏やかで、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、ほとんど変化していません。

今日もこのまま穏やかな状態が続きそうです。
SDO AIA193では、太陽の中央部に見えていたコロナホールが、
だいぶ西側(右側)に移動しています。
明日か明後日くらいに、太陽風に変化をもたらすかもしれません。
これに、11日に発生したCMEの影響も重なってやってくる可能性があります。
どちらも変化としては小規模に留まるでしょう。

そして、SDO AIA193を見ると、
南極から低緯度側に細長く伸びるコロナホールが見えています。
明日は太陽の中心線に達しているでしょう。


太陽は、目立ったフレア活動もなく穏やかです。
南半球の東側(左側)に新しい黒点が出現しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。