宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:03)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 9 --- ---
5/ 8 --- ---
5/ 7 --- ---

黒点  5/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1203 1 α ---
1204 9 β ---
1208 6 β ---
1209 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 291 -2.6
-2 h 290 -2.2
-4 h 294 -2.1
-6 h 299 -1.7
-8 h 296 -0.1
-10 h 337 +0.5
-12 h 289 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -18 12/ 17
-2 h -17 1/ 5
-4 h -16 3/ 1
-6 h -15 2/ 3
-8 h -16 0/ 2
-10 h -17 -1/ 3
-12 h -18 3/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
5/ 9 0.4 5x10^3
5/ 8 0.4 1x10^4
5/ 7 0.4 1x10^4
5/ 6 0.4 2x10^4
5/ 5 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 5/ 4 08:41 太陽風速度は550km/秒に下がり、高速風は終わりが近付いています。太陽は穏やかです。
2011/ 5/ 5 08:17 太陽風は平均的な速度に戻りました。次のコロナホールが南極側に見えています。
2011/ 5/ 6 09:46 400km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽も静穏です。
2011/ 5/ 7 08:21 太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2011/ 5/ 8 13:12 太陽風は300km/秒と低速です。明日くらいから高速風が始まりそうです。
最新のニュース

2011/ 5/ 9 11:03 更新
太陽風の速度は300km/秒を割り、かなり遅い風です。太陽も静穏です。

担当 篠原

太陽風は、速度300km/秒をやや割るくらいの遅い風が続いています。
磁場強度も4nT付近で安定していて、まだ高速太陽風の気配は見られません。

今日あたりから、コロナホールの影響による高速風がやって来ると思われるので、
ACEの変化に注目してください。

速度がかなり低いこともあり、現在の磁気圏活動は静かです。
オーロラの活動度を測定するAE指数は、ほとんど変化していません。


放射線帯の高エネルギー電子は、一段階下がっていて、
もう、10,000のラインには届いていません。
次の高速風がやって来るまでは、このまま低い状態が続きます。


太陽のフレア活動も穏やかです。
GOES衛星のX線のグラフに変動は見られません。

黒点としては、北半球の東端の近くに1208黒点群、
同じく、北半球の中央やや左に1209群と、
新しい黒点群が発生しています。

どちらも成長してきた黒点群ですが、
目立ったフレアの活動は起こしていません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。