宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 5/11 14:28 更新 太陽風の速度は400km/秒に上がった程度で、高速風は来ませんでした。 担当 篠原 太陽風の高速風領域は、消えてしまったようです。 太陽風の速度は、昨夜から400km/秒近くまで上がりましたが、 変化はそこまでで、現在は360km/秒ほどに下がっています。 それでも、磁場強度は5〜10nT程度、プラズマ密度も10個/cm^3程度に、 それぞれ小幅ですが増加していて、高速風領域の痕跡は残っています。 ACEの24時間データでは変化が分かりにくいので、 27日周期の図の速度とIMFのグラフも見て下さい。 5月10日の小さな変化です。 磁気圏のオーロラ活動は、小規模ですが、 AE指数で500nT程度の変動が発生しています。 高速風にはなりませんでしたが、磁場強度がやや上がって、 南北成分が南寄りになっていた影響でしょう。 この後、太陽風の速度は再び下がって、低速風に戻ると思われます。 しばらく静かな風が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、小規模ですが磁気圏活動の影響を受けて、 大きく数を減らしています。 太陽では、お昼にB8の小さなフレアが発生しただけで、 活動は穏やかです。 黒点も、ずいぶん細ったものが見えるだけです。 SOHO衛星のLASCOカメラで、小さな彗星が太陽に突入する様子が撮影されています。 昨日のCMEの頃から見え始めて、今朝、太陽に消えて行った様です。 CMEと小さな彗星の競演。SOHO衛星 LASCO C2、C3カメラ (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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