宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 7 --- ---
5/ 6 --- ---
5/ 5 --- ---

黒点  5/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1200 2 β ---
1201 3 β ---
1203 2 α ---
1204 12 β ---
1205 1 α ---
1206 2 β ---
1207 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:15 387 +1.2
-2 h 355 -1.1
-4 h 353 +0.2
-6 h 361 +0.0
-8 h 365 +0.4
-10 h 390 +2.9
-12 h 373 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -16 -3/ 9
-2 h -16 0/ 3
-4 h -16 -1/ 2
-6 h -15 -1/ 4
-8 h -17 -3/ 3
-10 h -18 -4/ 2
-12 h -19 -7/ 10

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
5/ 7 0.3 1x10^4
5/ 6 0.4 2x10^4
5/ 5 0.4 2x10^4
5/ 4 0.5 2x10^4
5/ 3 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 5/ 2 11:04 太陽風は、600km/秒台の高速状態を保っています。オーロラも活発に続いています。
2011/ 5/ 3 11:30 600km/秒台後半の高速太陽風が続き、活発にオーロラを起こしました。高速風は下がり始めた様です。
2011/ 5/ 4 08:41 太陽風速度は550km/秒に下がり、高速風は終わりが近付いています。太陽は穏やかです。
2011/ 5/ 5 08:17 太陽風は平均的な速度に戻りました。次のコロナホールが南極側に見えています。
2011/ 5/ 6 09:46 400km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽も静穏です。
最新のニュース

2011/ 5/ 7 08:21 更新
太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

SOHO衛星LASCO C3カメラによると、
太陽の東側からCME(太陽ガスの噴出現象)が噴き出しています。
STEREO衛星を調べると、地球とは反対側で発生したフレアに関係した現象です。
地球への影響はありません。

太陽は、Bクラスの現象ですらほとんど発生せず、とても穏やかです。
黒点群は、1203、1204、1205と3つ見えていますが、
目立った活動はしていません。

太陽は、このまま穏やかな状態が続きそうです。


太陽風は、400km/秒を割り、300km/秒台後半で推移しています。
磁場強度も4nTで安定し、穏やかな太陽風です。

磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。


このまま明日くらいまで、速度の低い太陽風が続くでしょう。
そして、明後日、9日くらいから、コロナホールによる高速の太陽風が始まる可能性があります。
SDO衛星AIA193の南半球に見えているコロナホールです。

ただし、コロナホールは、中緯度から極にかけて高めの緯度に広がっています。
このため、地球へどの程度の影響がやって来るのか、
来てみないと分からないところもあります。

前周期は、3日程度の高速風がやって来ました。
今回も同程度の高速風が来るのかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、10,000のレベルを保っています。
引き続き、衛星の運用などでは注意が必要でしょう。



太陽の東半球の裏側で発生したCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。