宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 5/ 8 13:12 更新 太陽風は300km/秒と低速です。明日くらいから高速風が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒へ下がっています。 かなり遅くなってきました。 磁場強度は、5nT前後にあり、平均的な強度で安定しています。 太陽風は低速ですが、 磁場の南北成分は-2〜3nT程度の弱い南向きになっています。 このため、AE指数で300〜400nT程度の 弱いオーロラ活動が起きています。 明日くらいから、コロナホールによる高速太陽風が始まる可能性があります。 磁場強度が強まり始めると、高速風開始の兆しです。 ACEのデータに注目してください。 放射線帯高エネルギー電子は、今日も10,000に達していますが、 その後、磁気圏活動の影響で減少しているようです。 今後の最高値は、もう10,000には達しないのではないでしょうか。 太陽の活動も静かです。 X線のグラフに目立った変化はありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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