宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 5/ 6 09:46 更新 400km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、430km/秒から400km/秒へ緩やかに下がり、 磁場強度も4nTで安定しています。 太陽風は穏やかな状態を保っています。 このため、磁気圏も概ね静穏です。 太陽風磁場の南向きに対応して、 AE指数には小規模の変動が2回ほど観測されています。 太陽の南半球側にあるコロナホールは、太陽の中心線に達しています。 3日後の5月9日を目安として、高速太陽風がやって来る可能性があります。 前周期は、500〜600km/秒の状態が2日間ほど続きました。 今回高速風がやって来た場合も、同じくらいの規模でしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、今日も10,000を超えています。 太陽風が穏やかなので、ゆっくりと減少するでしょう。 太陽の活動も穏やかです。 GOES衛星のX線グラフは、Bクラスの小さな変化が2回発生した程度です。 STEREO Behindを見ても、太陽の東側に特に活発な領域はなく、 静かな状態はしばらく続きそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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