宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 5/ 3 11:30 更新 600km/秒台後半の高速太陽風が続き、活発にオーロラを起こしました。高速風は下がり始めた様です。 担当 篠原 高い速度の太陽風が続き、活発なオーロラ活動も続いています。 昨日の太陽風は、ずっと650〜700km/秒のかなり高い速度が続きました。 今朝になって一段下がりましたが、620km/秒に下がった程度で、 依然高い速度を保っています。 このため、オーロラ活動も活発に発生しています。 今日のAE指数の図は、500nTを超える変化が連続していて、 最高は1500nTにまで達しています。 磁場強度は、昨日のニュース以降4nTに下がり、 南向き磁場の振れ幅も次第に小さくなっているのですが、 速度がかなり高まっているため、磁気圏へ及ぶ影響は大きかったのでしょう。 イエローナイフの大塚様より、 現地2日1時半(世界時2日7時半)頃のオーロラの写真が届きました。 美しいオーロラのカーテンをご覧ください。 また、昭和基地でも晴れ間に素晴らしいオーロラの爆発が見えていたようです。 40分間の動画を掲載します。 イエローナイフの写真の半日後のオーロラです。 太陽風の磁場強度がいくらか弱まってきたことから、 高速風領域は後半に入ってきたのだと思います。 今後、速度は次第に低下していくでしょう。 まだ、速度は600km/秒台の高い状態にあるので、 完全に下がるには2〜3日くらいかかるかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、特に増加はせず、 今日もぎりぎりで10,000に達した程度でした。 太陽は、フレア活動を起こしていた黒点群が西に没して、 おとなしくなっています。 黒点群は、小さいながらもいくつも見えています。 南半球の西側に1200黒点群、 北半球の東寄りに、1203、1204、1205と並び、 番号はまだありませんが、中央付近にももうひとつ黒点群が見えています。 イエローナイフの大塚氏より、5月2日に発生したオーロラの写真が送られてきました。 (c) YOSHI OTSUKA 同じく5月2日(上の写真の半日後)に南極の昭和基地に現われたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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