宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 5/ 1 13:01 更新 600km/秒台中盤の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。 担当 篠原 650km/秒台前後の高い速度の太陽風が続いています。 太陽風磁場の南北成分も-5nT近い南向きになっていて、 活発なオーロラの活動が発生しています。 AE指数は500〜1000nTの中規模の変動が頻繁に発生し、 そのひとつは、1300nTにまで達しています。 カナダ・イエローナイフの大塚様より、撮れたてのオーロラの写真が届きました。 現地で4月30日1時(世界時30日7時)頃とのことですので、 今日のAE指数の図の最初の活動を見ている様です。 素晴らしい写真が5枚届いています。 本当は連続写真ではありませんが、スライドショー風に動画で掲載します。 イエローナイフのオーロラシーズンは、あと半月ほどだそうです。 太陽風の磁場強度は、ゆっくりと弱まり、現在は4nTほどに下がっています。 高速太陽風は、中盤からやがて後半に入るでしょう。 すると、速度もゆっくりと低下を始めます。 前周期の変化を参考にすると、下がり始めるのは明日になるかも知れません。 今回の高速太陽風の影響を受けて、 放射線帯の高エネルギー電子が増加を始めています。 今日は、1000に達した程度ですが、更に増加を続ける可能性があります。 今後のGOES衛星のデータに注意してください。 太陽では、西端南側の1195黒点群と、同じく西端北側の1199黒点群で、 C1からC3の小規模フレアが計5回発生しています。 1195群は既に見えなくなり、1199群ももうすぐ没します。 この後の太陽活動は、東端に見える1203黒点群の動向次第となります。 SDO AIA193を見ていると、小さな変動は発生しているようです。 イエローナイフの大塚氏より、4月30日の素晴らしいオーロラの写真が送られてきました。 (c) YOSHI OTSUKA SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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