宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:01)
昨日、C3.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 1 --- ---
4/30 22:03 C3.3
20:25 C3.2
17:53 C1.7
17:11 C1.6
07:41 C1.6
05:39 C1.8
4/29 09:16 C3.8

黒点  5/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1195 2 β C3
1199 7 β C2
1200 5 β ---
1202 8 β ---
1203 4 β C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 632 -1.8
-2 h 643 -1.3
-4 h 636 -2.4
-6 h 630 -3.6
-8 h 616 -2.4
-10 h 676 -2.3
-12 h 673 +2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -27 -5/ 13
-2 h -28 -4/ 9
-4 h -29 -1/ 18
-6 h -31 -8/ 11
-8 h -26 -18/ 6
-10 h -22 -8/ 12
-12 h -25 -16/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^2
5/ 1 0.3 2x10^3
4/30 0.3 2x10^2
4/29 0.3 3x10^2
4/28 0.3 2x10^2
4/27 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/26 11:45 太陽風は平均的な速度に戻り、磁気圏も静かです。
2011/ 4/27 13:19 太陽風は低速になり、穏やかです。アクセスの累計が400万に達しています。
2011/ 4/28 10:02 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風も低速で穏やかです。
2011/ 4/29 07:00 太陽風は低速で穏やかです。高速風が近づいているかもしれません。
2011/ 4/30 13:32 太陽風の速度が650km/秒に上昇しています。活発なオーロラ活動も発生しています。
最新のニュース

2011/ 5/ 1 13:01 更新
600km/秒台中盤の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。

担当 篠原

650km/秒台前後の高い速度の太陽風が続いています。
太陽風磁場の南北成分も-5nT近い南向きになっていて、
活発なオーロラの活動が発生しています。

AE指数は500〜1000nTの中規模の変動が頻繁に発生し、
そのひとつは、1300nTにまで達しています。

カナダ・イエローナイフの大塚様より、撮れたてのオーロラの写真が届きました。
現地で4月30日1時(世界時30日7時)頃とのことですので、
今日のAE指数の図の最初の活動を見ている様です。

素晴らしい写真が5枚届いています。
本当は連続写真ではありませんが、スライドショー風に動画で掲載します。
イエローナイフのオーロラシーズンは、あと半月ほどだそうです。


太陽風の磁場強度は、ゆっくりと弱まり、現在は4nTほどに下がっています。
高速太陽風は、中盤からやがて後半に入るでしょう。
すると、速度もゆっくりと低下を始めます。
前周期の変化を参考にすると、下がり始めるのは明日になるかも知れません。


今回の高速太陽風の影響を受けて、
放射線帯の高エネルギー電子が増加を始めています。
今日は、1000に達した程度ですが、更に増加を続ける可能性があります。
今後のGOES衛星のデータに注意してください。


太陽では、西端南側の1195黒点群と、同じく西端北側の1199黒点群で、
C1からC3の小規模フレアが計5回発生しています。

1195群は既に見えなくなり、1199群ももうすぐ没します。
この後の太陽活動は、東端に見える1203黒点群の動向次第となります。
SDO AIA193を見ていると、小さな変動は発生しているようです。



イエローナイフの大塚氏より、4月30日の素晴らしいオーロラの写真が送られてきました。
(c) YOSHI OTSUKA


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。