宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 4/29 07:00 更新 太陽風は低速で穏やかです。高速風が近づいているかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、速度330〜350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も4〜5nTと平均的な値を保っています。 磁場の南北成分が、深夜、29日0時(世界時28日15時)頃から南側に偏る様になり、 -5nTから-3nT程度の南向きになっています。 これに反応して、AE指数に変化が発生していますが、 南向き磁場の振れ幅は小さく、速度も遅いため、AE指数の変化は小規模です。 27日周期の図を見ると、 この磁場の変化は、地球が太陽風磁場のセクター境界を越えたところで発生しています。 (セクターのグラフが、「A」から「T」に切り替わっています) 前周期のグラフでも、ほぼ同じタイミングでセクターが切り替わっています(4月1日)。 そして、前周期ではその半日ほど後に高速風がやって来ました(4月2日)。 今回も同様の経過をたどるかもしれません。 これからのACEのデータに注目してください。 太陽は、1195、1199黒点群が次第に西の端に近付いています。 昨日は、C1〜C2の小さなフレアが3回発生しただけで、太陽の活動は穏やかです。 可視光写真では、東端から新しい黒点が顔を出しています。 どの様な活動度の黒点群でしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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