宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:45)
昨日、C2.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/26 --- ---
4/25 04:13 C2.4
4/24 --- ---

黒点  4/26 (NOAA)
磁場 フレア
1193 8 β ---
1195 25 β ---
1196 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 432 +1.3
-2 h 443 +0.4
-4 h 449 +1.2
-6 h 473 +1.3
-8 h 492 +1.5
-10 h 461 -0.2
-12 h 487 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -10 -16/ 6
-2 h -10 -9/ 10
-4 h -10 -2/ 3
-6 h -11 1/ 4
-8 h -12 0/ 5
-10 h -11 0/ 3
-12 h -12 0/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
4/26 0.4 1x10^2
4/25 0.4 2x10^2
4/24 0.3 1x10^2
4/23 0.3 1x10^2
4/22 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/21 09:14 500km/秒台の高速太陽風が続いています。一時的にオーロラ活動も激しくなりました。
2011/ 4/22 09:42 1195黒点群の活動が強まり、やや大きめのCクラスフレアを起こしてます。
2011/ 4/23 10:18 太陽でMクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は穏やかです。
2011/ 4/24 09:32 1195黒点群の活動は落ち着いています。太陽風の磁場強度が強くなっています。
2011/ 4/25 12:00 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は概ね静穏です。
最新のニュース

2011/ 4/26 11:45 更新
太陽風は平均的な速度に戻り、磁気圏も静かです。

担当 篠原

全体的に穏やかな宇宙天気です。

太陽風の速度は、昨日の午後に600km/秒近くにまで高まりましたが、
数時間ほどで下がり始め、現在は430km/秒と平均的な速度に戻っています。
磁場強度も4nTと穏やかです。

磁気圏のオーロラ活動も穏やかです。
AE指数のグラフは、最初のひと山だけで、以降はほとんど変化していません。
太陽風の速度は強まったものの、
磁場の南北成分が北寄りに推移していたためでしょう。


SDO AIA193を見ると、
太陽の中心付近には淡いコロナホールらしき領域が広がり、
今後はどれだけの影響が地球までやって来るかでしょう。

27日周期の図を見ると、前周期は、
4月2日から4月7日まで500km/秒を超える高速の太陽風が続きました。
最高速度は650km/秒にも達しています。
現在の太陽コロナの様子は、この時と良く似ています。
従って、今回もある程度まとまった規模の高速風がやって来るかもしれません。
しばらく注目する必要があるでしょう。


太陽では、1195黒点群はまた縮小してしまったように見えます。
一方、北半球側に小さな新しい黒点が発生しています。
X線のグラフでは、フレアの変化も小さなものばかりで、
太陽の活動は落ち着いています。

それでも、SDO AIA193の動画を見ると、
太陽のあちこちで規模は小さいですが、活動は発生しています。
次に活動を強めるのはどの領域なのか、注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。