宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 4/24 09:32 更新 1195黒点群の活動は落ち着いています。太陽風の磁場強度が強くなっています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、1195黒点群の活動度は低下していきました。 C1〜C2の小規模フレアを数回発生させた程度で(GOESのX線データ)、 昨夜からはほとんどフレアも起きていません。 1195群は、黒点としても縮小しています。 これで目立った活動は終わりなのか、一休みして再び強まるのか、 もうしばらく注目する必要があるでしょう。 その他の黒点群については、目立った活動はありません。 太陽風は、昨日の午後より磁場強度の強まりが始まり(ACEの白線の上昇)、 ちょうど、10nTに達したところです。 一方、速度(ACEの黄色線)は、400km/秒と平均的な速さでほぼ安定しています。 磁場がだいぶ強まっているので、 これから速度の上昇が見られるのかもしれませんが、 まだよく分かりません。 磁気圏のオーロラ活動は静穏です。 AE指数は、500nTほどの中規模の変動が1度発生しているだけです。 磁気圏が静穏なのは、 太陽風磁場の南北成分が北向きで(ACEの赤線がプラス側)安定しているためです。 この場合、太陽風と磁気圏のつながりは小さいので、エネルギーの流入も小さくなります。 ただし、現在は磁場強度が強まっているので、 今後、磁場が南向きに反転すると(赤線がマイナス側)、 太陽風と磁気圏のつながりが強くなり、オーロラの活動も急に強まるでしょう。 今後のACEデータでは、この点にも注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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