宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 4/25 12:00 更新 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 1195黒点群は、すっかり穏やかになっています。 昨日から今日にかけては、目立ったフレア活動を起こしていません。 GOES衛星のX線グラフでは、 25日4時(世界時24日19時)にC2.4の小規模フレアが観測されていますが、 これは、太陽の東端の向こう側で発生したフレアによるものです。 このフレアによるものを含めて、 太陽の左右ににぎやかにCME(太陽ガスの放出現象)が飛び出しています。 SOHO LASCO C2による動画を掲載します。 地球からは横の方向に飛びだしているので、影響はありません。 太陽の東端でフレアが発生したので、 今後、こちら側に回ってきた時にどの様な領域になっているか注目されます。 太陽風は、磁場強度の強まりは終わり、現在は5nTに戻っています。 速度は若干上がって、昨日のニュースの後は450km/秒とやや高めの速度が続いています。 磁気圏では、ある程度のオーロラ活動が見られていて、 AE指数には、500〜600nTほどの中規模の活動が観測されています。 しかし、全体的には穏やかに推移していると言えるでしょう。 この後の太陽風ですが、SDO衛星のAIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の北半球側には、コロナホールと思われる薄暗い部分がところどころあります。 これらの影響がどの程度地球に及ぶかです。 東端に近いコロナホールからは、ある程度強い影響がやって来るかもしれません。 5日程度先のことでしょう。 SOHO LASCO C2が撮影した、太陽から左右に噴きだすCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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