宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 4/21 09:14 更新 500km/秒台の高速太陽風が続いています。一時的にオーロラ活動も激しくなりました。 担当 篠原 高速に変わっていた太陽風の速度は、 昨日の午後に550km/秒まで高まりました。 磁場強度は、その頃までに5nT程度に減少し、 以降、更に弱まって現在は2〜3nTほどです。 一方、550km/秒に上昇した速度も、今日に入るとやや低下して、 現在は450〜500km/秒付近で推移しています。 まだ高速状態を保っていますが、この後は、あまり長く続かないと思われます。 この高速風が通り過ぎると、太陽風はまた低速状態に戻るでしょう。 磁気圏のオーロラ活動は、 昨日の昼頃に、太陽風磁場の南北成分が-10nTに達する強い南向きになり、 AE指数で2000nTに達する激しい変動を作っています。 その後、磁場は北向きに戻ったため、 オーロラの活動もほとんど見られなくなっています。 放射線帯の高エネルギー電子は、目立った変化はありません。 低いレベルで推移しています。 太陽は、南東(左下)の1195黒点群が一番活動的です。 C1.0、C1.5、C4.0などの小規模フレアを度々起こしています。 こちらも引き続き注意してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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