宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:14)
今日、C4.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/21 04:30 C4.1
4/20 --- ---
4/19 --- ---

黒点  4/20 (NOAA)
磁場 フレア
1190 4 β ---
1191 5 β ---
1193 26 βγ C2
1195 1 β C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:06 477 +1.4
-2 h 457 +2.6
-4 h 486 +2.8
-6 h 484 +1.1
-8 h 521 +3.6
-10 h 522 +3.0
-12 h 539 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
21:29 - -3/ 6
-2 h - -8/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
4/21 0.3 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.3 1x10^2
4/18 0.5 8x10^2
4/17 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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オーロラ帯 (CARISMA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/16 07:48 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になり、磁気圏は静穏です。
2011/ 4/17 10:48 1190黒点群でC5のフレアが2回発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2011/ 4/18 11:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。今後、高速風が始まる可能性があります。
2011/ 4/19 10:53 CMEの影響で、太陽風に小規模の乱れが発生しています。太陽は穏やかです。
2011/ 4/20 08:17 コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度が高速になっています。太陽は静かです。
最新のニュース

2011/ 4/21 09:14 更新
500km/秒台の高速太陽風が続いています。一時的にオーロラ活動も激しくなりました。

担当 篠原

高速に変わっていた太陽風の速度は、
昨日の午後に550km/秒まで高まりました。
磁場強度は、その頃までに5nT程度に減少し、
以降、更に弱まって現在は2〜3nTほどです。

一方、550km/秒に上昇した速度も、今日に入るとやや低下して、
現在は450〜500km/秒付近で推移しています。

まだ高速状態を保っていますが、この後は、あまり長く続かないと思われます。
この高速風が通り過ぎると、太陽風はまた低速状態に戻るでしょう。


磁気圏のオーロラ活動は、
昨日の昼頃に、太陽風磁場の南北成分が-10nTに達する強い南向きになり、
AE指数で2000nTに達する激しい変動を作っています。

その後、磁場は北向きに戻ったため、
オーロラの活動もほとんど見られなくなっています。


放射線帯の高エネルギー電子は、目立った変化はありません。
低いレベルで推移しています。


太陽は、南東(左下)の1195黒点群が一番活動的です。
C1.0、C1.5、C4.0などの小規模フレアを度々起こしています。

こちらも引き続き注意してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。