宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/20 --- ---
4/19 --- ---
4/18 12:24 C1.8
11:36 C1.9

黒点  4/19 (NOAA)
磁場 フレア
1190 8 β ---
1191 7 β ---
1193 22 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:06 452 +5.3
-2 h 422 +5.8
-4 h 381 +0.3
-6 h 391 -1.0
-8 h 398 -1.5
-10 h 403 +1.5
-12 h 397 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
4/20 0.4 5x10^1
4/19 0.3 1x10^2
4/18 0.5 8x10^2
4/17 0.4 1x10^3
4/16 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/15 09:46 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も静穏です。太陽ではCクラスのフレアが続いています。
2011/ 4/16 07:48 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になり、磁気圏は静穏です。
2011/ 4/17 10:48 1190黒点群でC5のフレアが2回発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2011/ 4/18 11:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。今後、高速風が始まる可能性があります。
2011/ 4/19 10:53 CMEの影響で、太陽風に小規模の乱れが発生しています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2011/ 4/20 08:17 更新
コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度が高速になっています。太陽は静かです。

担当 篠原

今朝、20日6時(世界時19日21時)頃から、太陽風が強まり、
磁場強度は5nTから10nTへ、速度は380km/秒から480km/秒へ、
それぞれ上昇しています。
太陽の南半球に見えていたコロナホールの影響がやって来たのだと思われます。

磁場強度は、現在も10nTを超えて強まりつつあります。
従って、速度も更に上昇する可能性があり、この後の変化に注目してください。

地球への影響度を決める磁場の南北成分は、今のところ北向きに偏っています。
このため、現在の磁気圏活動は静穏です。


今後、磁場が南向きに逆転すると、オーロラの活動も活発になります。
太陽風の速度が高まっている間は、磁場の南北成分の傾向にも注目してください。

高速の太陽風は、これから2〜3日程度続くのではないかと思われます。
コロナホールは、南北に細長く、高緯度側に偏って分布していることから、
高速風は、あまり長く続かないだろうと予想しています。


太陽は、南東の端から1195黒点群が顔を出しました。
ここでC1、また、中央の1193黒点群でB9の小さなフレアが発生しただけで、
太陽のフレア活動は落ち着いています。

1195黒点群の活動の様子は、もうしばらく注目してください。


また、太陽の北東の端からフィラメントの噴出があり、
巨大なループが噴き上がっていました。
その様子をSDO衛星の拡大写真でご覧ください。



太陽の北東端に、フィラメントの噴出による、巨大なループが現れました。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。