宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 4/17 10:48 更新 1190黒点群でC5のフレアが2回発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽には、西(右)に1190黒点群、左(東)に1193黒点群と、 発達した黒点群が目立っています。 SDO衛星の可視光観測による両黒点群の拡大写真を掲載します。 どちらも、複雑で、迫力ある姿をしています。 その1190黒点群では、16日9時半(世界時16日0時半)にC5.2、 16日23時(世界時16日14時)にC5.7と、 2つのC5規模の小規模フレアが発生しています。 この他にも、1193黒点群とともに、小さなCクラスフレアを何度も起こしています。 引き続き、Mクラスフレアの発生を含めて注意が必要です。 太陽風は、330km/秒まで速度が下がり、一段と低速になっています。 磁場強度も2〜4nTと弱く、穏やかな太陽風です。 磁気圏も静穏です。 AE指数はほとんど変化していません。 今後の注目は、昨日も書いたように、 太陽南半球側のコロナホールの影響です。 19日以降、注意が必要になります。 それまでは、速度の低い、穏やかな太陽風が続きそうです。 SDO衛星の可視光写真による、1190黒点群を拡大した様子。 (c) SDO (NASA) SDO衛星の可視光写真による、1193黒点群を拡大した様子。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |